4回の離職&転職経験があります、筆者ミミウサです。

あーあ、会社辞めたいな。
仕事の辞め時ってどういうタイミングなんだろう。
仕事を辞めたいなんて言ったら友達や家族に馬鹿にされちゃう・・などと心配するかもしれませんが、大丈夫、会社員の90%は「会社なんかなくなっちゃえば最高」って思っています。
仕事を4回も辞めておきながら、なんだかんだで普通に生き延びてしまえている筆者です。
仕事の辞め時を経験談を交えつつ考えてみたいと思います。
辞め時はいつかと考えているうちは辞め時ではない
筆者の経験から言えば、「辞め時はいつか」と考えているときは辞め時ではないのですよね。
ある日突然、「あ、会社やーめよ」という瞬間がやってくるのです。
仕事中、食事中かお風呂に入っている時かは分かりません。
本当に突然、糸が切れて、どんなに頑張ってもそれ以上「会社に留まったほうが良い」という思考すらできなくなる瞬間が訪れます。
よって、「仕事の辞め時はいつかな」と考えているあなたは、もう少し大丈夫。
今の仕事を普通に頑張っておいたらOKです。
そのうち、何かが降りてきて決断している瞬間がやってきます。
仕事の辞め時を考えるときのチェックリスト
4回も離職している筆者ですが、転職を必ずしもおすすめしているのではありません。
辞め時は突然決定されて、天から降りてきますので、それまでは「会社に留まろう」という方向に意識的に頭を持っていってほしいのです。
仕事を辞めて新しい仕事に就いたとしても、結局別の問題や嫌なことも発生するのですから。
筆者が4回も仕事を変えているのは、仕事を1回辞めても天国にはならなかった証拠に他なりません。
仕事の辞め時を考えはじめたときに、是非チェックしていただきたい項目を列挙します。
今すぐ仕事を辞めたら次の仕事・収入源はあるか
仮に今すぐ仕事を辞めたとして、次の仕事や収入源が用意されているかどうかを考え、「NO」であれば踏みとどまるしかありません。
また、筆者としては転職活動をするのであれば、辞職してしまってからの活動はおすすめしません。
在職中の転職活動の雰囲気は、在職中の転職活動実録エピソードの記事で紹介しています。
仕事を辞めて失うものは何か
仕事を辞めて失うものは給料だけではありません。
社内の同僚との関係も失うもののひとつでしょう。
筆者の経験から言えば、会社を辞めてからも連絡を取り合う元同僚など、ごくごくわずかです。
会社の経営層や管理職は辞職した人をこころ良くは思っていないので、元同僚も辞めた人と仲良くしていることがバレるのは、自分も嫌われてしまうので嫌なのです。
同僚たちとこれまで通り連絡は取り合えると思っていたのたら、ちょっとそれは実際とは異なります。
家族の状況や意向はどうか
家族の同意を得ずにいきなり辞めてしまうのは、今度は家庭の問題を引き起こします。
筆者の経験上、転職の面接では話した内容よりも、その人が発するオーラみたいなものを見ています。
実際、転職の面接官で人の話を聞いてない人、結構多いのですよ。
その人からにじみ出る何かで「あー、こいつはこういうやつだ」と判断している模様です。
元々家族との関係は良好だったのならば、「頑張って」と転職試験に送り出してもらえる関係を維持するのが得策です。
家庭に嫌われているとその嫌われオーラが、転職面接でにじみ出ます。
なお、実際の転職面接の雰囲気については、転職の面接でよくある質問の記事で紹介しています。
現在の会社内での異動などで解決できないかどうか
人間関係等、社内の異動で解決できないかは検討の余地ありです。
ちなみに、筆者は、社内で異動などできない企業に勤務していたとき、会社の労働組合に相談に行ったことがあります。
結論「労働組合は話を聞いてくれるだけで、全く何も一ミリも問題解決にはなりませんでした!!」
会社の労働組合の人も、私たちと同じく一会社員です。
社員に寄り添うのが仕事ながら、面倒なことは降り掛かってほしくないのです。
異動せずに問題を解決しようとするのは諦めて、異動ありきで検討しましょう。
新しい仕事に慣れるまでのストレス耐性は十分か
転職するのは良いのですが、新しい会社に勤務しはじめて3ヶ月くらいは、気疲れすごいです。
家に帰って寝るだけです。
そして、慣れたと思ったら、その新しい会社独自の問題ごとが発生したりします。
体を壊さないようにストレスマネジメントするのに異常に時間を浪費するので、転職後は何も他のことができないと思ったほうがよいです。
転職できる確率は何パーセントなのか
転職できる確率については、転職エージェントのWebサイトの情報は信じてはいけません。
「40代でもこんなに多くの方が転職に成功!」などと書かれていますが、転職エージェントの仕事は、どんどん人を辞めさせて企業に売り込む商品として在庫(人材)を仕入れることですからね。
でも、リクナビNEXTや
マイナビエージェントなどの転職用求人サイトに登録しておくとスカウトメールが飛んできますが、スカウトメールの有無で自分の市場価値や転職できる確率がある程度読めるのは間違いありません。
筆者の経験だと、20代での転職のときは、スカウトメールが毎日飛んできていましたが、40代の転職時はゼロでしたよ!
スカウトメールを飛ばす人を選別する条件は、年齢なのか転職回数なのか分かりませんが、「どのくらいの確率で転職できるのかな」と正確に推し量るには役に立ちました。
今の職場での実績や活躍があるか
仕事の辞め時を考えはじめる時期は、筆者も経験がありますが、なぜか「自分を過大評価」するのですよね。
今思えば本当にお恥ずかしい!
現在の職場・会社で本当に実績や活躍があるのなら、過小評価する必要はありませんが、自分を棚卸しすると「意外と俺・私、小っさい!」と分かってしまいます。
自分の実績を確認する方法として筆者は、ラフに履歴書や職務経歴書を作ってみることをおすすめしていて、こちらの転職活動でやることの記事でも紹介しています。
まとめ
仕事の辞め時ってどういうタイミングなんだろうと考え始めた人に向け、筆者の経験を共有させていただきました。
仕事の辞め時が来たら、本当に突然”今だ!”という感じで天から降ってきます。
それまでは、少しでも今の仕事や生活を楽しく過ごせるようもう少し試行錯誤してみてくださいね。
ただ、無理するタイプの方だけは別です。
体が悲鳴を上げて限界を迎えたときも、「辞め時は今」のサインが降ってきますが、サインを無視するほど無理してしまうのは絶対NGです。
コメント