幼稚園や保育園で必要とされる実用的な英語力をはかる検定「幼保英検」。
正式名称は、「幼児教育・保育英語検定」と言います。
プチ資格マニアである筆者は、この度、幼保英検準1級と2級をダブル受験して、両方合格しました。
勉強方法や使ったテキストなどを紹介します。
筆者が購入したテキストや参考書の一覧はこちら!
幼児教育・保育英語 検定ワークブック 準1級
過去問。どの資格試験にも言えることですが、これはやっておいた方がいいです。
テキストを読むより前に、こちらのワークブックでまずは問題を知ることをおすすめします。
私は、2回ほど時間を計測しながら解きました。
なお、検定ワークブックにはリスニング用CDがついていませんが、発行元のダウンロードサイトから無料ダウンロードできます。
幼児教育・保育英語 テキスト 準1級
幼保英検の公式テキスト。
出題範囲を網羅し、例文などを紹介しています。
ワークブック同様、テキストにもリスニング用CDがついていませんが、発行元のダウンロードサイトから無料ダウンロードできます。
テキストは開いて覚えるというよりは、筆者の場合は、ダウンロードした音声を隙間時間に聞き流していた方が多かったです。
幼保英検は情報が少ない!保育英語検定のテキストを使う裏技
幼保英検はまだ新しい資格なので、テキストや教材の数が少ないです。
個人的に「掘り出し物のテキスト・参考書見つけたな!」と思ったのがこちら、幼保英検の前身の資格である保育英語検定のテキスト。
今でこそ「幼児教育・保育英語検定(幼保英検)」という名称ですが、旧資格名が「保育英語検定」。
保育英語検定時代の問題も、かなり幼保英検と似ているので、過去問分析に是非使うべき。
幼保英検単語集 上級編
幼保英検で良く出る単語を意味や発音と共に列挙した単語集。
筆者の場合は、結局使わなかったです。
ただ、例文部分は役に立つと思ったので、1回だけ声に出して読みました。
幼保英検準1級 面接・スピーキング対策
準1級以上は、ネイティブとの面接にてスピーキングをするという2次試験があります。
実際に受験・合格してみて、「そんなの試験要項に書いてないし」とか「お、やってみたら効果的だった」と気がついたポイントがあるので、列挙します。
面接時間は10分とあるが実際は20分くらい
「スピーキングテストは約10分」と公式サイトにはあるのですが、拘束時間はもっと長い!
実際の流れはこんな感じ。
- 最初の5分くらい - 試験官との雑談。今の仕事など、ほんとに普通の雑談。
- テスト1 - 10分くらい。5分間の準備を経ての3分間のプレゼン。他の2分はテストの説明やクロージング。
- テスト2 - 3分くらい。考え方などを英語で述べる。テスト1でなぜそのようなプレゼンをしたのかという内容なので、テスト1と関連している。
- クロージング - 1-2分。雑談。テストの感想など。
試験時間10分というのは、実際のテスト1とテスト2において、自分がプレゼンしている時間が10分という意味でした。
プレゼンで喋っている時間の他、試験管による説明や、準備時間、雑談の時間があるので、「試験時間、10分以上あるじゃん!」となります。
トータルでの拘束時間は20分強でした。
また、最初の雑談もテストのうちだと勘違いしていたけど、受験後に思えば、雑談は点数には含まれていないようです。
雑談は、試験官が受験者の大体の英語力を知るためだったり、緊張を解すという時間と思われます。
ジェスチャーや身振りが有効
テスト1のプレゼンで、身振り手振りや小物を使った説明は有効だと思いましたよ。
筆者のテストは「マスク」に関するお題だったので、身につけていたマスクを使ったところ、試験官からのウケが良かったです。
ただし、当たり前ですが、小物を使うなら、持参が許可された持ち物の範囲で使用に限ります。
まとめ
幼保英検準1級に合格したので勉強方法を紹介してみました。
幼保英検準1級の筆記とリスニングの問題の難易度的には、幼保英検準1級よりTOEICの方が全然難しいですねえ。
正直ベース。
2次試験の面接は、資格試験は別として、勉強になりましたよ。
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