海外移住のデメリットは?住みやすく物価が安い国なんてないです

海外移住を検討中です。
海外へ移住したときのデメリットや欠点は何ですか?
経験談を教えてください。

海外移住に踏み切るかどうかは人生の中でも大きな決断のひとつですね。

海外移住のメリットはもちろんですが、デメリットや見落としがちな欠点も知っておくに越したことはありません。

フィリピンへの海外移住と海外勤務を経て、帰国までを経験した筆者が、海外移住のデメリットを説明します。

海外移住のメリット

自身の希望で海外へ移住するメリット、それは「海外在住で新しい経験を得られる」他ないのではないでしょうか。

日本より物価が安い国に移住すれば金銭的なメリットもあります。

でも、日本でずっと暮らしていた人がいきなり移住して、心地よく住めてかつ日本より物価が安い国なんて限られています。

日本より物価が安いからという理由だけで国を選択しても、結局馴染めないのがオチだと筆者は考えます。

筆者の場合は、海外就労経験を得るのが海外移住の目的でしたので、「自分が心地よく住める国+就労ビザを発給してくれる国」という基準で国を選び、候補をシンガポール、中国、フィリピンにしぼりました。

海外転職を決めた際の経験談については、以下の記事にまとめていますのでよろしければご参照くださいね。

移住後のビザのメンテナンスが面倒

海外へ移住するデメリット、その1です。

移住して何年住み続けたとしても「他所様の国を間借りしている」状態であることには変わりません。

その国に住み続けるために必須のビザを保有し続けるために、定期的に各国の移民局(※)に出向かなくてはなりません。

※私の場合PEZA というVisaだったのでPEZA Buildingという場所に出向きました。

避けられませんが、ビザの更新プロセスは面倒といえば面倒です。

ビザ保有のプロセスについては国ごとに違いますが、私が経験した経験談をひとつ紹介します。

ある年、就労ビザなしの中国人を不正にフィリピンで就労させていた中国企業が摘発されました。

ビザ更新では簡単な面談をして「仕事の内容は何ですか?」など聞かれますが、その年のビザ更新の面談では、わざわざ勤め先の顧問弁護士が同行しましたもの。

提出したビザ更新書類と異なる発言をしないようになど、弁護士から事前指導もありました。

この年の面談は緊張しました。

日本だけでなくどこの国の外国人が不適切な行為をしても、海外移住の外国人として一様に審査が厳しくなるということですね。

ビザの更新がある度に「この国にはお邪魔しているだけ」なんだなと確認させられます。

日本に一時帰国しなくてはいけないことも多い

海外へ移住するデメリット、その2です。

日本に一時帰国は非常に楽しいのですが、相対的に日本より給料の低い国が移住先だと帰国費用がかさみます。

特に冠婚葬祭も含めて、一時帰国費用がかかってくることも念頭において金銭面の計画を立てたほうが良いでしょう。

一切帰国しないという選択肢もありますが一時帰国するとホッとするというのも事実です。

少なくとも私は一時帰国費用は必要経費としていました。

日本人=お金持ちと勘違いされ泥棒にあうことも多い

海外へ移住するデメリット、その3です。

「日本人=お金持ち」って思われています。

それもそうでしょう。これまで政治家たちが世界にいい顔しようとしておカネをばら撒いてきたからです。

私がいたマニラにも、公的資金であるODA(Official Development Assistance(政府開発援助))により日本の資金で建設された橋や道路が多数あります。

最近の日本からフィリピンへの無償資金協力でもこれだけの案件があります。

ニノイアキノ国際空港から主要都市へ向かうときに絶対と言っていいほど通過する、EDSA(エドサ)という大通りがあります。

EDSAは交通渋滞がひどい道路として有名ですが、交通渋滞緩和のために日本が資金援助して建設されたこの立体交差をくぐる度に、くすぐったいような気分になります。

マニラで見る日の丸に誇らしく思っても良いのでしょうが、「日本って、こんなところで兄貴ヅラしてて良いんだっけ?日本国内の面倒をまず見てからの方がいいんじゃないか」と思わずにはおれません。

ということで、フィリピンでは「日本人=フィリピンにおカネを投じてくれる国」という印象を持っている人も少なくありません。

実際、私の経験上、4年のフィリピン滞在中に泥棒被害もしくは未遂が3回あります。

  • 1回目:サムソンのスマホ(気がついたら鞄が開いていて上の方においていたスマホなくなる。これは本当に泥棒かどうかは確認できていません。)
  • 2回目:会社内で化粧ポーチ盗難(後日、盗んでいった人が特定されました。)
  • 3回目:ニュートロジーナの化粧水(会社の宿泊でのチームビルディング中。これは盗難かどうかは確認できていません。)

※未遂の2回分については私の不注意もあり反省しました。きちんとしまわずに置いておいたのがいけませんでした。

おそらく、フィリピン人だと盗みをはたらきませんが日本人なんだから無くなっても大丈夫でしょう?と魔が差したのだと思います。

帰国後に失業給付を受ける場合、金額が減る

海外へ移住するデメリット、その4です。

私、フィリピンから帰国して日本の企業に再就職してから数年後、失職してしまい失業給付を受けることになりました。

失職したときの顛末については以下の記事で紹介しております。

失業給付の給付日数・金額は「雇用保険の被保険者だった年数」によって決まります。

特定受給資格者及び一部の特定理由離職者/ハローワークインターネットサービスより

私の場合、海外滞在の前後の日本の企業の正社員をしていた年数を全部足すと10年以上20年未満になるので、240日分もらえると思っていました。

結局は150日分しかもらえなかったわけですが、これが「連続して日本の雇用保険の被保険者だった年数」によって計算されるのですね。

よって、海外に移住したことにより、雇用保険の被保険者年数がリセットされて被保険者期間ゼロ年からのスタートになってしまったのです。

海外移住した時点では知らずに、帰国から数年後に失業給付を受けなくてはいけない状況になってはじめて知りました

盲点なので要注意です。

他に「雇用保険の被保険者だった年数」が関連するのは、教育訓練給付金などもありますね。

日本の友達や家族と疎遠になる

海外へ移住するデメリット、その5です。

友達付き合いを大切にする方は、日本の友人とは疎遠になって寂しい思いをするのは確実でしょう。

移住してみると自分から働きかけなくても、現地の日本人同士の集まりや他の国からの移住者のパーティーなどからお誘いがきます。

海外移住組はどこの国から来たとしてもそれなりの寂しさは感じているということですね。

私は、元々、友達付き合いが多くなく一人で過ごすのが好きなタイプですが、それでも、日本人や他の移住者の集まる場所へお声がけいただくのは嬉しかったのは本当です。

日本人含め外国人も多い地区マカティのグロリエッタにある「らーめん山頭火」ができたころ、ラーメンが食べたかったのでふらりと行ったことがあります。

私の斜め前の方の席で、日本人のママと3歳位のお子さんで食事をされていました。

知らない方でしたが話しかけてくださり、お腹いっぱいだからとまだ手を付けていないチャーシューおつまみをくださってお帰りになりました。

海外移住といってもご主人はお仕事があったので、まだ日本人や家族以外の人々と交流する機会もあったでしょう。

奥さんの方は慣れずに、私のような者でも日本人を見てホッとしたかもしれません。

日本の友人や家族とは疎遠になる前提で、移住計画を立てたいところです。

まとめ「デメリットもあるけどその価値プライスレス」

海外移住のデメリットや見落としがちな欠点をご紹介してきました。

海外移住のデメリットというと、お伝えした5点だけでなくまだまだあります。

私個人としては「もしもあのとき海外移住をしなかったら?」と考えると、実行しなかったら後悔しかなかったと思います。

ただ、海外生活には準備だけはどうしても大切で、特に念入りなリサーチは絶対です。

リサーチで必ずおすすめしたいのは現地の下見です。

移住候補地の下見については、以下の記事でも触れていますのでよろしければご参照ください。

下見をしないで勢いで移住してしまい大変な思いをしてしまった同僚(本人というよりご家族)もいました。

私も現地の下見をしなかったら現地に移住してから生活が成り立たなかったと思います。

実際に住む所、周辺環境を自分の目で確かめてくださいね。

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