【パワハラ体験談】仕事をクビに!会社都合にして失業給付を多くもらうには【本人実録】

クビ体験談ーカバー
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ミミウサ
ミミウサ

仕事をクビになりそうです。

パワハラと失業を体験をした人の体験談が聞いてみたいです

という方に向け、本人実録で「パワハラ&仕事をクビになったときの失業体験談」を共有します。

残念ながら、仕事クビからの逆転サクセスストーリー体験談ではありません

ただ、「会社都合にして失業給付を多くもらうという小さなお得のゲットの仕方」と、「パワハラへの対処法」は経験済みで人様にも説明できるので共有します。

私の体験談が誰かの背中を押せているなら最高です。

では「仕事をクビになったときの失業体験談」をどうぞ。

仕事をクビ後の生活

仕事をクビ後は、フリーランスに転向しました。

それまでは、大学卒業して新卒で入社した企業からずっと会社員(正社員)をしていました。

正確にはクビというより、いるに耐えない状態に追い込まれたから会社を退職することになったのです。

仕事をクビ後もなんだかんだで、結構楽しく生活できているので「クビになったところで死なない」ということはお伝えできます。

仕事をクビになった後の心境の変化

会社クビ、心境的にはさすがに尾を引きました。
情けない思いがしばらくは抜けずにいました。

しかし、相応の時間を経て今!

全世界に向けて「私クビになったぜ」と言えてしまう心境になるまで回復しました。

ということで、心境面に関しては「時間が人を癒やす」ということはお伝えできます。

在職中のパワハラへの対応の体験談

流れとしては、私の場合「パワハラ受ける→さすがに精神的に参りこちらから退職の以降を伝達」という流れです。

なぜに私がパワハラを受けるに至ったのか?

本来はイロイロ自己分析せねばならないところでしょうが、「振り返っている時間が無駄」って退職合意した日に思ってしまったくらいスッキリしていまして、振り返るの止めちゃってました。

振り返っても結局、パワハラの理由など自分では分からないものです。

給料が他の人に比べて高かったのではとか社長に嫌われていたのではとか、どこまで考えても憶測でしかないですし。

時を経た今となっては、勤務していた会社にいた同僚たちの名前も忘れてしまってるくらいです。

パワハラの理由を述べるべきところですが「分からない」という結論ですみません。

パワハラ受け中の対策

パワハラ内容をすべて手帳にメモしていました。

録音ができない状況だったので、パワハラ発言があったときの発言者の名前、服装、周りにいた人の席次なんかを手帳にメモ取ります。
殴り書きとかで全然だいじょうぶです。

特に「退職勧奨」にあたる発言は必ずメモします。

  • 何月何日何時
  • 場所(私の例では、居室内のブース)
  • 周りにいた人(会話を聞いていたかどうかは関係ありません。写真や録音に代わりに信憑性の確保のためのメモです。自分のいた場所との位置関係。
    私は机の配置図みたいなのにそのへんにいた人の名前をメモってました。)

失業給付において「退職勧奨」の事実やパワハラの事実があれば、「会社都合」として処理され、給付日数が大幅増するためです。

私の場合は、このときのメモが失業給付の申請時よりは、会社との最終交渉時に特に役立つことになります。

退職を自分の中で決めたときにすべきこと

私、かの会社をクビになる前に複数回、転職経験があるので「退職の流れ」は良く分かっていました。笑

ですので「ああ、こりゃ精神的にもうあかん」となってからささっと以下のものを準備しました。

退職理由を「会社都合」にし、失業給付の金額をアップするためと、好条件を引き出すためです。

この時点では、会社には退職の意向は伝えてはいけません
素振りも見せてはいけません。

メンタルクリニックに行き、診断書をもらう

まず最寄りのメンタルクリニックに行きました。

求めていたものは「上司のパワハラによる鬱状態発症」という内容診断書だったのですが、診断結果は「私はうつ状態ではない」で、もらえませんでした。笑

さすが専門家のお医者さん半分演技(?)の病状訴えを見抜かれました!

でも、状況は理解くださって「職場から2,3週間距離を置く必要を認める」という診断書を出してくださいました。

「数週間あれば十分対策を練られるから」と。

理解のある先生だなあと、もし本当に(!)メンタルを患ったときにはこちらの先生にお世話になろうと思いました。

診断書はなぜあった方が良いか

診断書は、「会社からの圧力が存在した」ことの客観的な事実を裏付けるものの一部として活用したかったものです。

一方、先生は会社からの圧力と病気の因果関係までは責任持てないわけです。
仮に本当にうつ状態だとしても、因果関係を認める診断書は出したくないでしょう。

当たり前ですね。

ただ、「メンタルクリニックを受診した事実」でも裁判だの仰々しい自体になる場合、労働者側に有利な材料のひとつになりますので、どっちにしろ受診し何らかの診断結果を紙で頂いたほうがよいです。

会社に交渉する内容をリストアップ

追い込まれて退職すると決めたら、できる限り良い条件を引き出さないといけません。

私が交渉しようと決めた内容は以下のとおり。

  • 離職理由を「会社都合」とすること。
  • 一時金として●万を支給すること。
  • 有給休暇をすべて消化すること。

これらをリストに書いておきます。
さすがに退職の話をするときは緊張しますからね。
伝え忘れを防ぐためです。

転職支援のサービスに登録する

アドバイスとしては、この時点で転職支援のサービスに登録はしておいたほうが良いです。

この登録は情報収集のためでもあるので、実際に転職することを考えていなくてもです。
情報が入ってくるのはもちろんですが、精神安定になります。

心の安定と情報収集は今後の大切な判断を誤らないためにも非常に重要です。

リクナビNEXT

私これまで国内外で数回転職活動していますが、毎度お世話になっているのがリクナビNEXTです。

毎度というのは、都度リクナビNEXT上の自分のレジュメを更新して情報収集してきたからです。

レジュメを更新しておくとその時の自分に適した情報が入ってくるのです。
今回のようにクビに追い込まれたという状況においても、今後の方針を決める指針となる参考情報に出会えます。

リクナビNEXT会員登録(公式サイトへ)

会社との交渉と退職合意書へのサイン

退職を申し出た日のことを思い出していたのですが、驚くべきことに、まだ一年も経ってないのに半分くらい忘れちゃってます!

人間って、前を向くために、もう必要のない過去を忘れるという能力が備わっているんですね!

確か最初は直属の上長に1対1で伝えたあと、人事やら社長やらが出てきて数人で話したと思います。

交渉結果は

作成したリストを元に交渉した結果です。

離職理由を「会社都合」とすること。

→ 超あっさりOKでした。

「退職勧奨発言をメモしたもの」をわざわざ出さなくても、メモを残しているぞ!と伝えた時点で、「じゃ会社都合で構わない」という結論となりました。

証拠メモの効果がありました。

その当時、会社的にはどうしても悪い評判を立てられるのは避けたい時期だったようで、訴えられたり、yahooとかネット上の掲示板に書かれたりするのだけでも避けたかったようです。

どんなに強面の経営者でもyahoo掲示板が怖いんだなーと、なんだか可愛く思えてしまったのでした。

一時金として●万を支給すること。

→ 一応OKでした。

金額は要求金額よりはかなり下がりましたが。

まあ、要求金額がそもそもふっかけすぎだった、笑
というのもあり、これはないよりは良かったでしょうという感じです。

有給休暇をすべて消化

→ 有休消化の件は即、合意でした。

有給休暇を取ってはいけない会社だったので、有休が有り余っていました。

「有給消化させない会社」とかいってyahooに書かれた日にゃということでしょう。

yahoo掲示板様様、そのへんの社長より強いということが良く分かりました!

さすが!

最終出社日はきっちり挨拶をしよう

退職後はもう企業にはしばらく務めないだろうと思っていました。

フリーランスかなーとなんとなく考えていましたが、業界、狭いんですよ。

おかしなところで繋がってたりするんで、きっちり挨拶はしました。

挨拶しても、「俺にもイジメの火の粉が降り掛かったらやだから、親しそうに会話したくねーよ」みたいな同僚が多かったですが。笑

やっぱりキッチリ挨拶しておいて結果的に良かったです。

気分的にスッキリしたのと、退職後にこれまで何のトラブルも発生していないし、良くない連絡なども一切受けていません。

退職日直後に失業給付の手続きを

退職日が過ぎたら所轄のハローワークに行きます。
失業給付期間中は、これまでできなかった勉強をするのが個人的にはおすすめです。
給付期間中は週20時間程度ならアルバイトもOKです。

失業給付の手続き

手続きの方法は各ハローワークごとに異なるはずですので電話等で確認してください。

重要な点は会社から送られてくる離職票の離職理由欄が「会社都合」になっているかどうかです。

私の場合会社とは「会社都合とする」と書面でやり取りしているので、しれっと「自己都合」で出してくることはありませんでしたが。

「会社都合」になっているかどうかで失業給付日数が自己都合の場合と大幅に違いますので、必ず確認してくださいね。

失業給付期間中の過ごし方

離職理由「会社都合」にてゲットした長い失業給付日数の間にしていたこと。

  • 概ね20時間/1週間という縛りの中で、何らかの収入は得ても良いため、少々お仕事
  • 本ブログなどを書いたり、笑
  • きちんと行っておきたかったプログラミング教室に入塾したり
ミミウサ
ミミウサ

今までできなかったことが実現して、楽しいです!

まとめ 結論”クビになったところで死なない”

「仕事をクビになったときの失業体験談」を本人実録でご紹介しました。

現在はフリーランスをしてます。

失業直後にフリーランスとして得た収入や仕事状況については、以下の記事にしましたので、よろしければご参照ください。

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