某インターネットセキュリティ企業の社員をしていたことのある筆者。
Windowsのマルウェア(ウイルス)対策におすすめのセキュリティソフトを探している方に向け、「そこそこだけど安くて軽いソフト」という観点でおすすめのソフトを紹介します。
ソースネクストの「ZERO ウイルスセキュリティ」です。
今回、自分のPCとモバイルをソースネクストに変更しましたので、レビューします。
そもそもウイルス対策とは?
「ウイルス定義ファイル」と呼ばれる、世界中で検出されたマルウェアや不正なサイトの情報が登録されているデータベースのようなものがあります。
セキュリティ対策ソフトの基本的な仕組みは、ソフトをインストールしたデバイス内のファイルがこのウイルス定義ファイルに登録されたファイルと異なるか同一かをチェックしています。
出展:xTECHさんより
自分のPC内にウイルス定義ファイルに登録されたファイルの情報と同じ属性を持つファイルが存在していた場合は、
自分のPCにマルウェアなど不正なファイルが存在しているということになります。
このウイルス定義ファイル、各ベンダーごとに発行しているものですが、ベンダー間で共有されているため、どのメーカーもソースとなるウイルス定義ファイルの内容は変わりません。
このソースとなるウイルス定義ファイルに各社のオリジナルの定義を付け加えて、ベンダーからのウイルス定義ファイルとして顧客に提供されています。
今回私が採用したソースネクストさんもウイルス定義公開しています。(正確にはウイルス定義からユーザーが必要な情報だけをまとめ直したものが公開されている)
よって、セキュリティ対策ソフトは各社値段もバラバラですが、読みに行っている定義ファイルはほぼ同じということです。
ウイルス対策ソフトの値段の違いはどこで生じる?
各社の値段の違いは主に以下のような要因で生じます。
- 解析の技術力
新種のマルウェアや脅威が発生したとき、どのベンダーよりも早く検出できる技術力の差が価格差にも通じます。
脅威をいかに早く検出できるかはベンダーの知名度に大きく関わるため、各社とも優秀な解析者を高報酬で集めるのです。
- 顧客のデバイスから収集した情報を販売している
ITセキュリティソフトはユーザーのデバイスのあらゆるファイル、あらゆる情報にアクセスできるからこそデバイスを保護できるわけです。
ベンダーは密かにユーザーデータを企業に販売していたりします。
ありえないくらい高額で。
お宝であるユーザーの個人情報を売り物にすれば、わざわざセキュリティソフトからちまちまと収益をあげる必要ないですね。
正直、セキュリティソフトの売上による収益なんて、あってもなくてもレベルで、値付けに大した根拠がなかったりします。
ということで、性能的にはどこのベンダーも大差はないため乗り換えました。
そこそこだけど安くて軽いソフト
検討した結果、筆者の環境ではセキュリティ対策ソフトをソースネクストの「ZERO ウイルスセキュリティ」にしました。
そこそこの性能だけど安くて軽いソフトだからです。
ZEROは、契約更新や継続料が不要というところがまず気に入りました。
今回は予算重視です。
セキュリティソフトは1年使えばよいというものではなく、永久的に稼働し続けてこそ意味があるものですので。
ソースネクスト「ウイルスセキュリティ」のメリット
ソースネクスト「ウイルスセキュリティ」のメリットは軽くて安いに尽きます。
軽快である
動作はかなり軽いです。入れた後と入れる前、ほぼほぼストレス感じなかったです。
安価である
ZERO ウイルスセキュリティ 5台用 マルチOS版(ダウンロード版)
標準価格4,980円 (今は14%OFFで4,280円らしい)
ZEROスーパーセキュリティ 5台用 マルチOS版(ダウンロード版)
標準価格7,980円 (今は12%OFFで6,980円らしい)
ITセキュリティソフトベンダ御三家+1(赤箱1、黄箱、緑箱、赤箱2)の価格の半額か1/3程度の価格ですね。
ソースネクスト「ウイルスセキュリティ」のデメリット
「使用期限がなく使い続けられるがゆえに、アンインストールができない」とか、どこかのレビューに書いてあったのですが、私のAndroidで確認したところでは、アンインストールできるようになってました。
アンインストールできずのレビューについては真偽不明です。
まとめ
「そこそこだけど安くて軽いソフト」という観点でおすすめのウイルス対策ソフトをご紹介しました。
ソースネクストの「ウイルス対策ソフトZEROシリーズ」は、家庭用のソフトではコスパ良く、正解のチョイスです。
「ウイルス対策ソフトZEROシリーズ」には「ウイルスセキュリティ」と「スーパーセキュリティ」がありますが、機能差など詳しくはソースネクストの公式サイトをご覧ください。
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