海外旅行ついでに英語でプログラミングとWebを勉強【フィリピンでセミナー受講おすすめ】

英語でITを勉強
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自身のフィリピン在住経験を語っています@mimiusa63です。

ミミウサ
ミミウサ

海外旅行が好き。
英語学習も進行中。
プログラミングやWebも勉強したい。
海外旅行ついでに勉強もする方法ありませんか?

このような欲張りな方におすすめしたいのが「フィリピンで開催されている1日セミナーに参加して、英語でプログラミングやWebを旅行のついでに勉強する」というものです。

筆者はフィリピンに在勤・在住歴がありますが、その間、筆者がそのようにしていたのです。

英語も技術も学びたい海外旅行好きの方に向けて「海外旅行ついでにプログラミングとWebを英語で勉強する」方法を共有しますね!

海外旅行先としてのフィリピン

海外旅行の行き先としてのフィリピンの見どころについては、地球の歩き方 フィリピンなどで見ていただくとして「海外旅行のついでに英語でWebとプログラミングを勉強する」目的におけフィリピンの魅力は次のとおりです。

  • 日本から最も近い英語圏
  • 直行便が毎日就航しており、仕事がある方にも無理のない旅行先
  • IT企業が多数あり学びの場も多い

超短期で勉強するならマニラかセブか

直行便ということだとフィリピンへは、マニラ行きとセブ行きとがあります。

「旅行ついでに超短期のセミナー受講」という条件だとマニラが良いでしょう。

直行便の本数が多いので仕事のある方でも融通がききます。

マニラの主要な観光スポット

マニラの観光スポットを簡単にご紹介しましょう。

マニラが誇る世界遺産
「サンオウガスチン教会

サンオーガスチンチャーチ 海外旅行

マニラのチャイナタウン

Binondoチャイナタウン マニラ旅行

スペイン統治時代の面影残すエルミタ

Barbara's カーサマニラ

東南アジア最大の水族館
「マニラオーシャンパーク」

ocean-park-manila

観光地が少ないとされているマニラですが、掘り出すとたくさん見どころもあります。

何より、世界屈指の人口密度であるマニラ。

雑踏というかそこからの人のパワーのようなものを感じに訪れて欲しい場所です。

なぜフィリピンでプログラミングやWebなのか

年6%を超える経済成長率をみせるフィリピン。

その成長を支えているのが、GDPの5割強を占めるようになったフィリピンの第3次産業です。

フィリピンでは2次産業の空洞化が言われており、1次産業に加え、3次産業が急激な発展を見せています。

ミミウサ
ミミウサ

このためフィリピンには自動車工場というものがほとんどないのですよ。
走っている車も輸入車となるため車体が非常に高額。

IT企業やコールセンターといった産業が急速に増加しています。
実際、私が勤務していたのもマニラにオフィスを構えるIT企業です。

オフショア開発の為の拠点が、マニラやセブを中心に多数あります。

フィリピンでプログラミングやWebを学ぼうというのも頷ける環境ですよね。

旅行のついでに英語でプログラミングやWebが勉強できる

プログラミングやWebだけなら日本国内やどこの国でも学べます。

フィリピンの公用語は国語であるフィリピン語と英語です。

さらに地方ごとに異なる母語が加わります。

よって、教育さえ受けている人なら国民全員バイリンガルないしはトリリンガル状態です。

このような背景からも、欧米諸国とも言語の壁なく開発が進められるため、フィリピンがオフショア開発委託先やコールセンターの拠点として発展するのも当然といえます。

プログラミングやWebのみでなくデザイン関連のセミナーや講座、サークル活動も多く展開されています。

プログラミング、Webやデザインなど、海外旅行中に受講できる1日から数日間で完結、かつ英語で授業が行われるIT関連のセミナーや講座に参加できる場所をご紹介しますね。

すべて私自身が参加したことのあるイベントのみを紹介しています。

マニラで1日からITやデザインが勉強できるスクールPCCI

サークル活動ではなくいわゆる学校・スクールで受講するならPhilippine Center for Creative Imaging(PCCI)をすすめたいです。

おすすめの理由は、私がマニラ在住中に同じく短期で受講できるセミナーを探しており、こちらの講座を複数受講したことがあるからです。

先生は現役のクリエイターで知識豊富でした。

英語でWeb、プログラミングやデザインの講義が受けられるというのは非常に面白かったですね。

PCCIで学べること 1日から1週間ほどの短期講座が中心

Philippine Center for Creative Imaging(PCCI)は、デザインやグラフィック関連の講座が多いスクールです。

例えば、「Adobe Photoshop CCの3日間コース」、「Professional Food Photography(料理関連のフォトグラファー用)の2日間コース」、「Adobe After Effects CCの2日間コース」など多数開催しています。

PCCIマニラのスクール講座カレンダー

PCCIカレンダーより

講座の申込み方法はRegistrationのページに書いてありますが、まずフォームに入力しておくと追って担当から空き状況を知らせるメールが来ます。

支払いについても同じページに書いてあります。

  • 直接スクールに料金を持ち込む
  • 銀行振り込み(Banco de Oro (BDO) の口座へ)
    BDO=フィリピンでの最大手銀行のひとつです。
  • Paypalにて(私が受講した当時はPaypalはなかったのですが追加されたようです)

詳しくはPCCIにお尋ねください。

PCCIでの講義の内容~グラフィックデザインや写真など

私はこれまでPCCIで、Adobe After Effects、Logo Design、Web Design、Photoshopと4つほどWeb&デザイン関連の講座を受講し、いずれも1日から3日のコースです。

PCCIはフォトグラフィックの講座があるのでスタジオがあり、講座の終わりにこんな感じの集合写真を撮って紙にプリントしてお土産にくれました。

PCCIマニラで学ぶデザイン

先生以外の生徒は顔を隠しておきますが、後列一番左が筆者です。

ミミウサ
ミミウサ

フィリピンではGroup photoとか言ったりしますが、フィリピンの人々は写真を撮るのが非常に好きで、何か集まりがあると必ず全員で写真を撮ります。
写真は喜ばれるので、スタジオで本物のカメラマンが撮影した写真をお土産にくれるということですね。

こちらはLogo Designの講義でしたが、内容は1日で企画~ロゴ作成~プレゼンを行うという超実践的な内容です。

作成するロゴを使うクライアントを想定するのですが、このときはUPS(ユナイテッド・パーセル・サービス:アメリカの貨物運送会社)からロゴ作成の依頼があったと仮定して、ロゴの企画と作成を行いました。

アジア圏ながら英語が公用語フィリピンらしい講義

英語が公用語のフィリピンらしいのが、先生が現役のクリエイターなので講義が実践的ですが、想定が「クライアントが米国の企業で、米国に向けた制作物とプレゼンを行う」点です。

実際、オフショア先として発展しているフィリピンですので、制作物を欧米の企業に納品するというのはクリエイターにとっては日常的な姿なのですね。

それを各講義用の想定材料に持ち込んでいるわけです。

プレゼンを含んでいたのはこのLogo Designの講座で他の講座は、制作中心でした。

フィリピンならではの講座の楽しみ方

日本で1日講座などに出席すると、お昼休みは1時間くらい各々適当に昼食をとってくださいとなりますよね?

なんともフィリピンらしいのが、各講座には昼食が付いてきます

Special Meals
Lunch on class days is provided by PCCI at no additional cost.
(追加料金なく昼ごはんが用意されます)

Registrationのページより

申込案内にわざわざ昼食について書いてあるくらい、食事を皆で仲良く食べることはフィリピンでは非常に大切です。

提供される昼食は、お米におかずを大皿から皆で取り分けて食べるスタイルで、フィリピン料理でした。

本当に普通の昼食をスクールの事務所みたいなところで食べるのですが、先生や他の生徒と英語で話しながら食事をするという体験ができます。

先生からも業界裏話も聞けて楽しいですよ!

英語力が・・とか心配しなくて大丈夫です。フレンドリーにさえしていればOKです。

Meetupで旅行ついでに参加できるセミナーを探す

手軽にフィリピンで英語で行われるセミナーに参加できるのがmeetupなどのグループが開催するイベントに参加する方法です。

例えばこちらはマニラで活動しているmeetupグループの中でHashtag village(今は活動していないかも?)というグループが開催していたWebマーケティングのイベントの様子です。

セミナーinマニラーMeetupで探すー海外旅行で (2)

 

こちらは講義ではなくてイベントのような形式ですね。

申し込みさえしておけば支払いも現地なので、当日その場所に行くだけです。

 

セミナーinマニラーMeetupで探すー海外旅行で (1)

登壇者がおのおの発表をし、皆でそれを聞くというスタイルでした。

こちらも、イベントはすべて英語で行われます。

参加者はほぼフィリピン人なのでタガログ語(マニラでの母語)で行っても私以外は理解できるはずですが、オフィシャルな発表なので英語で行われています。

海外のAdobeのイベントに参加する

こちらはAdobeのソフトウェアに興味のある方へとなりますが、AdobeではAdobe MAXほか年次のイベントを開催しています。

2019年はAdobe MAXが11月2日からロサンゼルスで開催されるようですが、毎年、米国を皮切りに全世界で「Adobe MAX<国名>」が開催されています。

adobe-max2016

 

写真がAdobe MAX Japanのものですみません。
フィリピンでのAdobeイベントも形式は同様で、会場は日本よりも狭い感じです。

私が参加しましたのが「CREATE NOW 2014 – MANILA」です。

私は英語が聞き取りやすいようにという理由で、席がかなりガラガラでしたが、一番前の席で聞いていました。

同じく一番前の中央に座っていたAdobeギークと思われる方(フィリピン人)が、登壇者が何かを発表する度に感心の声をあげていました。

Photoshopのレイヤーからの画像アセット書き出し機能の発表があったイベントでしたが、デモの度に”Wow”!とか“Cool!”とか大歓喜していました。

日本のイベントでは聴衆は静かーに聞いていますが、一緒に場を盛り上げるフィリピン版Adobeイベントも楽しいですよ!

フィリピン含む東南アジア地域でのAdobeのイベントはAdobe東南アジアのページに掲載されますので、興味のある方はご覧になってください。

フィリピンならではのAdobeイベントの楽しみ方

CREATE NOW 2014 – MANILAのアジェンダにわざわざ「10:20 am – 10:35 am: Tea Break」が含まれています。

日本の大規模イベントで「お茶休憩」がわざわざアジェンダになっているのはあまり例がありませんよね。

ここでもまた食べものか!というところですが、”メリエンダ(ミリエンダ)”といって午前中1回、午後1回(だいたい3次頃)におやつを食べるというフィリピン文化ですね。

おやつといっても、おやつがピザとかですからね!
食事レベルです。

こんなフィリピンのお茶文化を他の出席者と英会話をはさみつつ、楽しんでみてください。

ちなみにAdobeのイベントは高級ホテルで開催され、食事も参加費も無料という超太っ腹なイベントでした。

ラッキーでした。

英語でセミナーや講義を受講するための英語力

英語でWebやプログラミングのセミナーを受講するので、当然目的は英語自体の勉強ではありません。

セミナーを受講するための英語力は「何も英語は話せない・全く理解できない」というレベルだと流石に面白くないかもしれません。

ただ、Webやプログラミング用語は元々英語なので、英語は全く苦手という方でも、断片的に何について語られているかくらいは分かるというのはメリットですね。

また、手を動かしたりする実践形式であれば”作品が物語る”ので、英語力は不足していても大丈夫です。

講義形式の場合でも、内容は理解できなくても、ただそこにいて聞いているだけでも、その空気感を体感するのは非常に良い刺激になります。

まとめ「技術と英語は海外旅行のついでに勉強するもの」

海外旅行ついでに英語でWebとプログラミング/ITを学ぶ方法についてお伝えしてきました!

長期で留学できればベストですが、仕事があったりするとなかなか長期は難しかったりします。

そんなとき、「フィリピンで海外旅行がてら英語でイベントや講義に参加してみる」のはかなりおすすめです。

是非、”技術を学ぶ”プラス”英語で学ぶ”と、欲張りな海外旅行を楽しんでくださいね!

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