フィリピンはマニラに在勤・在住経験があります、筆者ミミウサです。
2020年1月14日の夜、夕飯の支度をしていた筆者の目を釘付けにしたのが「フィリピンのタール火山が噴火」のニュース。
・・・フィリピン移住前の下見のときに一人トレッキングしたタール火山。
・・・職場のチームビルディング(社員旅行のようなものです)で行ったのもタール火山。
・・・ハイキング仲間とトレッキング中、急な大雨に遭遇したのもタール火山。
・・・山に登りたいという足の不自由だった友人と一歩ずつ登ったのもタール火山。
あの、穏やかなタール火山が噴火したなんて・・
とタール火山とタール湖に思いを馳せずにはおられません。
本ブログでも、タール火山のトレッキングの楽しさを伝える記事を公開していましたが↓トレッキングどころではありませんよ。
タール火山とは何?どこ?という方に伝わるよう「タール火山とタール湖」について紹介します。
合わせて、日本でも報道されているタール火山噴火のニュースに、独自の解説を加えて紹介しますね。
タール火山とタール湖とは
タール火山(Taal Volcano)はフィリピンのルソン島にある活火山です。
タール火山の標高は400メートルで、世界最小の活火山と言われています。
大きな噴火が発生したのは1977年以来で約42年ぶりだそうです。
タール火山の周囲を囲むカルデラ湖が、タール湖(Taal Lake)です。
ちなみに、フィリピンはルソン島の住民は、タガログ語を中心に話しながらも英語も話せるというバイリンガルですが、タール火山はTaal Volcanoないしは、単純にTaalとも呼ばれています。
Taalの現地での発音をカタカナに直すと「タアール」と”ア”にアクセントを置いた感じの発音です。
タール火山の場所
タール火山の場所をもう少し詳しく見てみましょう。
タール火山周辺の地図
タール火山は、マニラ首都圏の南方にあります。
タール湖の中にタール火山があり、火山の中心地はお鉢になっています。
タール火山の住所:
Bulkang Taal, Talisay, Philippines
住所というと少し違いますが、Bulkangは”火山”という意味で、「フィリピン、タリサイ、タール火山」となります。
ニノイ・アキノ国際空港からタール火山までの距離
日本からマニラに行くときは、ニノイ・アキノ国際空港を利用しますが、ニノイ・アキノからタール火山は直線距離で約56km、首都圏マニラから車でわずか1-2時間です。
マニラ首都圏からもフラッと行ける距離でもあり、タール火山と近郊のタガイタイは、ちょっとした避暑地的存在です。
日本で例えるなら、週末に東京から軽井沢にフラッと行ってみるという感覚が近いですねえ。
噴火前のタール火山とタール湖の姿
タール火山の噴火後、このように火山灰に覆われて痛ましいタールの街の映像や画像を多くの人が目にしたことでしょう。
噴火前、タール火山・タール湖はどのような姿だったか、筆者ミミウサの写真で紹介しますね。
タール火山を登り始める前、タール湖のほとりにいるところです。
タール火山へはこの船(バンカといいます)に乗って向かいます。
軍は車両20台と人員120人を派遣して対応を支援、国防長官は避難支援のためにヘリコプターを待機させると表明した。
噴火を伝えるニュースでも、このように車両・人員・ヘリを派遣したと書かれていますが、タール火山へは船でしか行けないので、タール火山の裾の付近に住んでいる住民が避難するためには、車という選択肢はないということです。
タール火山を登っているところです。
左の隅に馬と人々が見えますが、赤い服の人は馬の手綱を引く人とガイドです。
タール火山の付近に住んでいる人々の職業のひとつが、観光客向けに馬を貸し、ガイドするという仕事。
ガイドは英語が特に流暢な人が担当し、タール火山について質問すると答えてくれたり、説明をしてくれたりします。
馬の手綱を引く人もガイドも、10代の若者であることが多かったです。
タール火山を登って降りての1往復で、馬レンタル料金が500ペソ(約1090円)です。
ちなみにタール火山の裾野のボート(バンカ)乗り場そばにあるカフェの名は「Staalbucks Cofee(スタールバックスコーヒー)」です。笑
タール火山を登っているところで、これは山の下の方です。
さすが火山ですので、灰や砂地の場所も多いです。
馬の糞もそこらに落ちているので気をつけて登ります。
もうすぐ頂上という付近。
砂地は木々がないため、太陽が暑く皆タオルかぶったり傘さしたりして登っていますね。
傘は筆者ミミウサです。
傘なんかさしながら登れてしまうくらい緩やかな斜面が続く、のんびりとした山なんです。
噴火する前までは・・
タール火山の山頂
頂上に来たところです。
向こうにタール湖が見えます。
引用:https://upload.wikimedia.org/
上空写真では、湖の内側にタール火山、タール火山の中心にお鉢という位置関係担っているのがよく分かりますね。
タール火山の頂上から見たお鉢の部分です。
上空写真だと大きそうに見えますが、ちょっとした湖といったところ。
ちなみに泳いでる人はいません。笑
湖で泳いでいる人はいませんが、湖に向かってゴルフのショットしている人はいます。
あ、これは筆者の主人です。
タール火山の山頂でゴルフボールとドライバーを貸す商売をしている人がいるんですよ!
ボール10球で確か・・200ペソだったと記憶しています。
山の山頂から湖に向かって思いっきりボールを打ち込む経験などなかなかできないので、楽しかったようです。
湖に打ち込んだボールは流石に拾えないので、湖の底にボールが溜まっているのだろうなあ。
そして、客がショットをしている姿をすかさず写真に撮影し、プリンタでプリントして額縁に入れ売りつけるという。笑
写真も200ペソくらいだったと記憶しています。
上手いこと商売考えますよね。
山頂と言っても、幅はせいぜい20mくらいのスペースで、家など立っていないですよ。
山頂には電気もないし、水道もありません。
プリンターやボールは山の下から毎日運んでくるのでしょうねえ。
降りているところです。
筆者は、雨季を避けて、複数回タール火山のトレッキングに行きましたが、雨に振られたのはこのときだけです。
※注:マニラでの雨季は6月から9月にかけてです。10月になっても台風が到来することも。
大雨のあとに美しい虹が出ました。
タール火山噴火関連ニュース 独自解説付き
のんびりとしたタール火山が突然の大噴火のニュースにびっくりしたのは、筆者ミミウサだけではないでしょう。
空港が一時運行停止
報道されているいくつかの噴火関連ニュースを、筆者の独自目線で掘り下げて説明したいと思います。
12日には火山灰がマニラ北郊のケソン市まで到達し、首都の国際空港では全便の運航が一時的に停止された。
そして、マニラ北部のケソン市まで火山灰が到達というのがどのくらいすごいのか、ピンと来ない人もいるでしょう。
ケソン市とは、マニラ首都圏北部の主要都市です。
マニラ首都圏を関東地方と例えるなら、ケソン市は埼玉副都心か横浜かといったイメージです。
タール火山からケソン市の中心地までが、74km強。
この距離を火山灰が飛び散ったということですね。
ニュース記事中の”首都の国際空港”とは、ニノイ・アキノ国際空港ですが、タール火山とケソン市を結ぶ直線上にありますので、”全便の運航が一時的に停止”も頷けます。
灰でマスクが売り切れ
火山灰による影響を避けるため、マスクが売り切れというニュース。
火山灰は複数の周辺地域に降り注いでおり、住民らにマスクの着用が呼びかけられた。マニラのとある住民によると、複数の店でマスクが売り切れ始めているという。
”複数の店でマスクが売り切れ”には、筆者納得です。
フィリピンのマスクも日本のマスクも形状は同じものが売られていますが、そもそもフィリピン人マスクほとんどしません。
風邪をひいていてもマスクするのはごく少数。
露天商が路上で水やスナックを売っていますが、一番マスクをしているのは、路上で排ガスを吸い込みたくない露天商ですねえ。
とにかくマニラ首都圏は、世界一人口密度が高い地域と言われ、交通渋滞が有名です。
そんな喧騒から逃れるため、近くて空気がよく涼しいというタール湖周辺に避暑に出かけたくなるのですね。
まとめ
タール火山とは何?どこ?という方に伝わるよう「タール火山とタール湖」について紹介してきました。
タール火山・タール湖は、次回マニラを訪れるときに合わせてまた訪問したいと考えていました。
タール火山噴火のニュースを見るたびに、あの山を登る馬たちはどうしただろう、火山周辺で商店を営んでいる住民の皆さんは避難できたのだろうかと、思いを馳せずにはおられません。
タール火山とタール湖についてのその他の記事はこちらです。
また、フィリピンやフィリピン生活についての記事はこちらから読めます。
興味ある方は参照いただけると嬉しいです。
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