フィリピンのボラカイ島への旅行に興味があります。
9月ボラカイ島は航空券も安く、実はおすすめだと聞きました。
どんな様子ですか?
ボラカイ島の9月は雨季でしょう??
環境保全のため一時閉鎖されていたボラカイ島ですが、環境を守るためのルールも整い現在は再オープンしています。
参考:The BORACAY Project(英語)
人気のボラカイ島ですが、ベストシーズンは乾季かつ真夏の暑苦しさもなく過ごしやすい「2月から4月」ですが、その他の時期はどのような様子でしょうか?
フィリピンはマニラに在住していた筆者ですが、雨季真っ只中の9月にボラカイ島へ旅行してきました。
エメラルドグリーンの海、澄んだ青空と真っ白な砂浜を誇るボラカイ島が有名ですが、あまり知られていない雨季のボラカイ島の様子を写真たっぷりで紹介します。
航空券も安く混み合ってもいない雨季のボラカイ島、静かに波の音を聞きながら過ごすには最適でした。
ボラカイ島の年間の天気
ボラカイ島の年間の降水量と気温のグラフです。
やはり2月から4月のベストシーズンは、雨も少なく暑苦しくもなくで気候としては良いですね。
9月は雨季真っ只中かつ、フィリピンの台風シーズンでもあります。
ボラカイ島に近い空港
ボラカイ島まで東京から行くとすると経路は2通りあります。
カチクラン (MPH)空港を利用する方法と、カリボ (KLO)空港を利用する方法です。
カチクラン (MPH)空港
カチクラン (MPH)空港の正式名称はゴドフレド・P・ラモス(Paliparang Godofredo P. Ramos)空港です。
一般的には Caticlanやカチクラン、カティクランなどと呼ばれています。
ボラカイ島に一番近い空港がカチクラン (MPH)空港です。
カリボ(KLO)空港
カチクラン (MPH)空港の他に利用するとするとカリボ(KLO)空港に降り立つ方法もあります。
ただ、ボラカイ島行きのボート乗り場までさらに2時間陸路移動があるので、筆者はカリボ(KLO)空港のコースは利用していません。
9月(雨季)のボラカイの賑わいは?
気候面から不人気とされる雨季のシーズンのボラカイですが、実際の様子はこのような感じです。
雨季にあたる9月、賑わっているというとやはりウソになります。
こちらはカティクラン港からボートでボラカイ島側に降り立ったところでCagban Jetty Port
港です。
賑わっているとは言いませんが、通常通り船も交通も稼働しています。
お店も通常通り営業します。
海岸沿いです。
ちょうどこちらは雨が降り出したところですので、人はまばらですが店内には観光客がいます。
店舗の外側がビニールシートで覆われていますが、風がとにかく強いので砂などが入り込まないようにしているのですね。
ビーチの方は波打ち際で皆さん遊んでいますね。
夕方近いのと強風ですが、白い砂浜を歩くだけでも楽しいですよ。
ボラカイの海で9月に泳げる?
荒れ狂う9月のボラカイの海で泳げるかというと、「泳ぐのは止めておいたほうが良い」です。
実際私も泳いではいません。
ずーっと続くビーチとヤシの木。
浪が高いのがよく分かりますね。
泳いではいませんが、浅瀬で遊ぶのにはまったく問題ありません。
雨季のボラカイの楽しみ方
雨季なので無用な日焼けをせずにずっと海辺で寝そべっていられるのはうれしいですね。
潮風がとにかく強いですが、暑くはないです。
期待していなかったがかなり良かったのが、ホテルのプールでゆっくりするという選択です。
フィリピンは年中夏であることから、各ホテルどころかコンドミニアム(日本の賃貸マンション)にも普通にプールが付いているのですよ!
泳ぎたい放題です。
ホテルのプールも充実しているので、プールサイドで本を読んだりジュース片手に寝そべったりと最高です。
ちなみにこちらのホテルはアストリア ボラカイ(Astoria Boracay)です。
ビーチサイドにありますので、ビーチとホテルとプールを水着のままウロウロするのもOK。
食事も美味しかったです。
ボラカイ島への行き方と航空券
ボラカイ島から一番近い空港、カチクラン (MPH)空港を利用する場合で、ボラカイ島への行き方を説明します。
モデルケースとして東京(成田)から行く場合を例とします。
カチクラン (MPH)までの航空券を予約する
カチクラン (MPH)までの航空券を予約するときは、「日本→マニラ(ニノイ アキノ国際空港 (MNL))行き」と「マニラ(ニノイ アキノ国際空港 (MNL))→カチクラン (MPH)」行きを別々に予約します。
東京(成田)からニノイ アキノ国際空港 (MNL)
ニノイ アキノ国際空港 (MNL)からカチクラン (MPH)
閑散期の9月ですのでLCCを使えば往復で合計4万円程度ですね。
旅費面では雨季のボラカイ島はお得でしょう。
マニラ(ニノイ アキノ)での国内線への乗り換え
マニラ(ニノイ アキノ)のターミナルは離れており、電車等もありません。
タクシーを利用して移動するのが一番安全です。
ニノイ アキノ国際空港の外に出ると入り口にタクシーが多数いますが、マニラのタクシーには複数あります。
”Airportタクシー”と呼ばれる空港から発車専門の黄色いタクシーに乗りましょう。
普通のタクシーは白色でAirportタクシーより安価ですが、安全面ではAirportタクシーが安心です。
カチクラン空港からボラカイ島内へ
カチクラン空港に降り立ったら、トライシクルでカティクラン港(Caticlan Jetty Port Terminal)へ向かいます。
トライシクルは声をかけてくれるのでどれに乗れば良いかわからないことはないでしょう。
カティクラン港(Caticlan Jetty Port Terminal)についたら、ボラカイ島内へはボートで移動します。
カティクラン港(Caticlan Jetty Port Terminal)でボートに乗り、ボラカイ島側のCagban Jetty Port
港へ。
港間の直線距離は2KM弱なので、乗船時間は5分ほどです。
まとめ
ボラカイ島への9月の旅行はどうだったかご紹介してきました。
航空券も安く混み合ってもいない雨季のボラカイ島、ダイビングやスイミングには適しているとは言えませんが、静かに波の音を聞きながら過ごす大人の旅行には最適でした。
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