
やっと海外旅行のための時間ができました。
「絶対もう一度行きたい!」という魅力的な場所を紹介してください。
大自然や日本では絶対に見られない絶景の中で過ごしたいです。
本記事では、このような方に向け、移動に丸一日かかるけど行く価値のある場所を紹介します。
場所は、アメリカ合衆国イエローストーン国立公園です。
満を持しての旅行におすすめする場所ながら、筆者自身が「絶対もう一度行きたい場所」です。
イエローストーン国立公園の魅力を写真35枚でたっぷりお伝えします。
イエローストーン国立公園(Yellowstone National Park)とは
イエローストーン国立公園までは、成田空港から行くとすると、次のような経路をたどり、最寄りの空港ジャクソン ホール (JAC)まで、最短でも17時間5分の旅程となります。
※ジャクソン ホール (JAC)空港を使う他、ウエストイエローストーン(WYS)空港を利用する経路もあります。
移動だけで一日かかっても行く価値は抜群のイエローストーン国立公園の概要を紹介します。
イエローストーン国立公園の概要
世界初の国立公園であるイエローストーン国立公園(Yellowstone National Park)。
アイダホ州、モンタナ州とワイオミング州にまたがった広大な自然公園です。
公園の広さは3,470平方マイル(8,980㎢)。
この国立公園にはさまざまな間欠泉や温泉、地熱による観光スポットが散在していると同時に、グリズリーやオオカミ、アメリカバイソン(バッファロー)やワピチ(エルク)の群れが生息していることでも知られています。
イエローストーン国立公園の場所
イエローストーン国立公園付近の地図は次のとおりです。
イエローストーン国立公園は3つの州にまたがってはいますが、大部分がワイオミング州に属しています。
ひたすら自然!自然!の雄大な場所です。
とは言え、米国人のバケーションのスポットとしては人気が高く、電気水道など整った宿泊施設が並んでいます。
ホテルではなくしゃれたコテージに家族でステイというのが人気です。
イエローストーンの大自然の中で過ごす
イエローストーンはどのような場所なのか、一見は百聞にしかずということで、写真列挙でお伝えします。
ウエストイエローストーン(WYS)空港
イエローストーン国立公園に一番近い空港はウエストイエローストーン(WYS)です。
空港の外観です。
中にはレンタカーショップがあります。
乗り込むのはこんな小さな機体。
空港で借りたレンタカーです。
イエローストーン国立公園の景色
イエローストーン国立公園の遠影です。
至るところに間欠泉と温泉が湧いています。
ちなみに温泉の温度は70度から90度あり、入ってはいけません!
雪の残る山々。
白い湯気のようなものはすべて小さな間欠泉です。
雄大な滝
草原と山々、滝、間欠泉、河、様々な顔が見られます。
イエローストーンの動物たち
イエローストーンは動物の宝庫です。
普通にバッファローが歩いています。
こちらはエルクの群れです。
このようなコテージを借りて数週間滞在するというバケーションを取る方も多いですが、コテージそばにも普通にエルクがいます。

バッファローや狼、エルクが普通に歩いています。
そして、バッファローハンバーガーの店やエルクのステーキを提供してくれるレストランもあります。驚!
筆者も食しましたが、バッファロー肉は若干パサパサしているので、グレービーソースとの相性が良く、エルクの肉は鶏肉をもう少し弾力を増したような上品な味でした。
エメラルドブルーの間欠泉と温泉がひたすら続く
筆者は地学には詳しく有りませんが、数千個と言われるイエローストーンの間欠泉と温泉郡を眺めて歩くだけでもその美しさにため息でした。
小温泉の一つ。
内部はエメラルドグリーン!
90度近いので入れませんよ。
たまに自然動物が誤って転落することもあるとのことです。
ポコポコポコ・・
お湯が湧いています。
温泉の周りの土の色が変わっていますが、硫黄によるものです。
周辺も硫黄の温泉の匂いがたちこめています。
大きめの温泉
各温泉は”プール”などと呼ばれており、バスクリンのようなプールの色で、高温であることを忘れそうです。
透明度の高い温泉。
間欠泉一つ一つに名前が付いています。
こちらの間欠泉の名前は失念してしまいましたが、大きく吹き出す間欠泉で吹き出す時間が近づいてくると見学に来る人が増えます。
ドドーン!
こちらもドドーン。
お湯が噴出する時間は数秒間だったり数分だったりと間欠泉ごとに異なります。
90度近い温泉ながら各温泉や間欠泉にはほとんど柵は設置されていません。
自然のままで見たい温泉に近づけます。
夕暮れ時の間欠泉。
こちらは温泉の川です。
温泉の川と真水の川とが並走しており、水を混ぜると入浴にちょうどよい適温に!
自分で川の温度で適温の温泉を作って浸かるというこの上ない体験をしてしまいました。
食事をしながら眺める日没の間欠泉群。
イエローストーンでの滞在はかなり快適
手つかずの大自然のるつぼイエローストーンですが、滞在はかなり快適です。
郵便局もあり
お土産屋さんもあり
イエローストーン湖のそばです。
ポストもあり。
長期滞在者も多いので生活に必要なものが全部そろっています。
イエローストーン国立公園でのおすすめの過ごし方
イエローストーン国立公園を観光するといっても、いわゆる観光スポット巡りのようにバタバタと過ごすのはもったいないです!
イエローストーン国立公園は手つかずの自然を満喫する場所、公園全体どこへ行っても観光名所です。
とにかくゆっくりとその場所と時間を楽しみましょう。
キャビンやバンガローで住むように滞在する
イエローストーン国立公園での宿泊先を調べているとキャビンやバンガロー が多いことに気がつくはずです。
キャビンとは、以下の写真のような小さな家のような宿泊施設で、ベッドやキッチンなど必要なものが揃っています。
朝食付きのキャビンもあり、食事なしのキャビンもあります。
写真をよく見ると自転車や車がおいてあり、米国人観光客はここで2-3週間滞在します。
まさに、イエローストーンで住むように滞在するためにあるようなものです。
筆者も、米国人友人と共にキャビンに宿泊しましたが、暖房・冷房もあり快適でしたよ。
滞在中の1日を歴史あるホテルで過ごす
キャビンに宿泊したとしても、そのうちの一日を過ごしてみたいという歴史あるホテルを紹介しましょう。
1週間の滞在中1日だけ滞在したオールド フェイスフル イン(Old Faithful Inn)。
誰もが一度は泊まってみたいホテルです。
滞在がたった1日だったのは予約が取れないからです。
このように、半年後でも全日売り切れ状態ですので、機会があれば是非また訪れたいホテルです。
今回オールド フェイスフル インを予約してくれたのは友人のアメリカ人ですが、曰く「アメリカ国内からでもかなり予約は難しいホテル」とのことです。
オールド フェイスフル イン(Old Faithful Inn)に泊まれなくても、レストランでお食事はできます。
内部を見るだけでも一見の価値ありますので、是非寄ってみてくださいね。
こちらは朝食のベーグル。
イエローストーン国立公園の観光に必要な日数
イエローストーン国立公園は、アメリカ人の知人と行きましたが、知人は他のアメリカ人と同様3週間のステイでした。
筆者は仕事がありますので、次のようなスケジュールが多かったです。
- 金曜日 半日就業、午後半休で空港へ向かう
- 土曜日 移動日
1週間イエローストーン国立公園
- 翌週日曜日 帰国
- 火曜日 有給を取得し時差ボケを直す
現地には1週間弱の滞在となりますが、やはりもっとステイしたいという思いで帰国することになります。
でも、1週間でも十分満足できますが「また、是非訪れたい」という余韻とともに帰国します。
イエローストーン国立公園までの行き方
日本国内から行くとすると、イエローストーン国立公園までは次の2ルートのどちらかとなります。
成田空港出発を例に説明します。
ジャクソン ホール (JAC)空港利用
成田国際空港 (NRT) → ダラス フォートワース国際空港 (DFW)
↓乗り継ぎ
ダラス フォートワース国際空港 (DFW) → ジャクソン ホール (JAC)
↓
空港でレンタカーを借りる
または
成田国際空港 (NRT) → ロサンゼルス
↓乗り継ぎ
ロサンゼルス→ソルトレイク
↓乗り継ぎ
ソルトレイク → ジャクソン ホール (JAC)
↓
空港でレンタカーを借りる
ウエストイエローストーン(WYS)空港利用
ジャクソン ホール (JAC)空港を使う他、ウエストイエローストーン(WYS)空港を利用する経路もあります。
成田国際空港 (NRT) → ポートランド国際空港 (PDX)
↓乗り継ぎ
ポートランド国際空港 (PDX) → ソルトレイク シティ国際空港 (SLC)
↓乗り継ぎ
ソルトレイク シティ国際空港 (SLC)→ウエストイエローストーン(WYS)
↓
空港でレンタカーを借りる
空港から公園までの近さで経路を選べばウエストイエローストーン(WYS)空港利用となります。
空港からイエローストーン公園の中心地までは50KMほどですので小一時間のドライブとなります。
航空券の安さから選べば、ジャクソン ホール (JAC)空港利用となります。
筆者としてはウエストイエローストーン空港の利用をおすすめしたいです。
理由としてはジャクソン ホール (JAC)空港からイエローストーン国立公園までは250KM近くあり、見知らぬ土地かつ山道をドライブするには長過ぎるためです。
イエローストーン国立公園までの距離といっても、”公園の入口まで”の距離ですので、その先の広い広い公園内のドライブのことも考慮に入れる必要があります。
実際、筆者はイエローストーン国立公園へは米国人の友人と複数回行きましたが、米国人ですら「ジャクソンホールは遠すぎる」と言って、ウエストイエローストーン空港の方のみしか利用していません。
詳細は、以下のリンク先で時間や価格など調べられますのでご確認ください。
まとめ
「絶対もう一度行きたい!」観光地ということで、アメリカ合衆国イエローストーン国立公園をご紹介してきました。
そこにいるだけで癒やされました。
筆者もイエローストーン国立公園には再訪を必ず実現したいです。
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