
某政党の選挙カー。
土曜の昼間にうるさ過ぎです。
赤ちゃんが起きて泣き出してしまいました。
どこに苦情言えばいいの?
筆者は住宅密集地に住んでいます。
土曜の昼間に某政党の選挙カーが通過しましたが、うるさくて赤ちゃんが起きてしまいました。
愚痴を言うのではなく「迷惑である旨を苦情として冷静に伝える」ことは必要かと、その政党に伝えてみました。
選挙カーについての苦情の伝え方と、その後どうなったのか体験を共有します。
選挙カーがうるさくて赤ちゃんが泣き出した
静かな土曜の昼、我が家で赤ちゃんが昼寝をしているところに某政党の選挙カーが何かを連呼しながら通過しました。
うるさかったので、赤ちゃんが「ぎやぁーーーー!」と。
大人の私も「これはうるさい」と思える音量でした。
泣き寝入りしてほっとくか、苦情として伝えるか迷いましたが、文句ではなく苦情としては伝えるべきだと判断しました。
選挙カーに対する苦情の伝え方
私が実際に行った選挙カーへの苦情の伝え方を共有します。
1. 政党の公式HP上のご意見・質問に行く
2. 選挙カーに対する意見のメールを打つ
私が送信したメッセージは次のとおりです。
騒音を鳴らした選挙カー通過により、赤ちゃんが泣いてしまって迷惑である旨をストレートに伝える簡単なメッセージです。
3. 政党からの返事を待つ
返事はもらわなくても、キチンと防止策が取られさえすれば良いのですけれどもね。
苦情メールを書いてから3日後に回答が来ました。
選挙カーへの苦情への回答
赤ちゃんが泣き出してしまうほどの騒音選挙カーに対する苦情を述べた所、回答がありました。
次が某政党からの回答メールです。
メールを拝見しました。
まず、ご迷惑をおかけしたことをお詫びします。
私たちは、広くみなさんに政治の現状を伝え、●●党の政策や考えをお話しすることは、民主主義のもとでの政党の責任として、大事なことと考えております。その際、みなさんのご迷惑にならないよう、時間や音量などには、十分注意するようにつとめております。
現地に報告しますので、ご指摘の場所をお知らせください。よろしくお願いいたします。
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国民の声室メール係
私の問い合わせ冒頭で「○○市のものです」と場所を伝えているのに、場所はどこかと聞くという・・
「時間や音量などには、十分注意するようにつとめております。」とのことですが、赤ちゃんには時間の感覚ありませんよ。
それに、夜勤明けで昼夜逆転でお休みになっている方もいらっしゃるでしょう。
選挙カーではなくて、時代に合ったもう少しスマートな伝達方法を採用しないのですかね。
国民に支持されたくば、国民の生活を想像できる政党になってもらいたいものです。
その他、ツッコミどころが満載ですが、今回の問い合わせの目的は「騒音選挙カーをなんとかして欲しい」ということですので、目をつぶることにします。
選挙カーの騒音は違法?
今回、私の居住地域を回っていたこちらの政党が選挙カーで行っていたのは選挙活動ではなく政治活動です。
四万十市のHP上の解説によると、”政治活動には原則として制限はない”、すなわちいくら騒音が激しくとも違法性はないということになります。
Q2 選挙が始まっていないのに街宣車が回っている。違法ではないんですか?
A2 街宣車の内容や時期などにより、選挙運動か政治活動かに判断されます。
選挙運動は、選挙運動期間中のみできます。
政治活動は、選挙運動期間中は制限されますが、それ以外の期間は原則として制限がありません。
選挙期間外の政治活動には制限はないので、苦情として”お願い”の体で騒音を制限してもらう方法が適当ということになりますね。
まとめ「騒音に対する苦情は聞いてはもらえる」
選挙カーについての苦情の伝え方を共有しました。
苦情を述べた後日談ですが、この政党の選挙カーの音量が”小さく”なりました。
小さくしてでもやっぱり走るんですね。笑
同じように選挙カーの騒音にお困りの方は、我慢したり文句ではなく、きちんとした苦情として意見を伝えることをおすすめします。