海外転職・移住経験者の筆者ミミウサです。

近々、海外移住を予定しています。
移住のための準備は何をしたらいいですか?
本記事では、大掛かりな準備から小さな準備まで、海外移住に必要な準備事項を紹介します。
ポイントは「帰国する可能性が高い」前提で、いつでも日本に戻れるようにしておくことです。
海外移住を予定している今現時点で「絶対に日本には帰国しない」と豪語しているあなたかもしれませんが、現地での生活はしてみないと良し悪しが誰にも分からないのです。
実際、筆者が周り海外移住組の方々を見てきた体感では、2年以内での帰国率50%くらいでしょうか。
万が一、海外移住が満足なものでなかったとしても、もう一度日本でやりなおせるようにリスクヘッジをしておくことが非常に重要です。
では、海外移住に必要な準備事項をどうぞ!
いつでも手に入る物は処分する
一生懸命あつめた大切なCDやDVD、バイクなど、お別れるすのは辛いかもしれませんが、海外移住の引っ越し費用は高額なので、処分したほうが無難です。
なお、引っ越し業者やお住いの地域によりだいぶ値段が違ったので、引っ越し業者の比較も行いつつ、不要な家財道具を処分していきます。
筆者の場合は、本とCDが多くほぼすべてAmazonで売り払いましたが、売れなかったものには最安値を付け、売り切りました。
移住先の下見をする
移住先に一度も行ったことすらないのにいきなり移住する方。
そんな方はさすがに絶対いないだろう!と思っていましたが、実際、そのような方、複数お会いしました。
ただでさえ旅行と生活は全く別物なのに、一度も現地を下見したことがないのに移住はおすすめしません。
下見せず移住された方々は、生活が予想と違い過ぎて1年以内での帰国をされていました。
筆者の場合、下見といっても2-3日の滞在でしたが、ここで生活できそうなのか自分にはあわないのかの判断をすることはできました。
特に、食べ物、水、交通、空気といった健康面に関係する部分を優先して確認します。
移住を決定してしまう前に、一度だけでも下見旅行はしましょう。
国民年金は払う
いくら海外移住したからといって、あなたの将来を助けるのは”日本の”年金制度です。
海外滞在中も国民年金は払い続ける必要があります。
当たり前のことなのに勘違いしてしまうのが「海外移住したところで日本人は日本人」ということ。
国籍は変わりません。
海外移住の費用として年金は盲点なので、要注意です。
銀行口座は残す
日本の銀行口座は使っていない口座はこの機会にクローズしましょう。
ただ、メインとなる銀行口座は残しておきましょう。
例えば、フィリピンの銀行口座、少なくとも筆者の持っている銀行口座では10年間取引記録がないと自動的にクローズされてしまい、預金も消えてしまうのですよ!!
日本人が海外の口座を開設するのも非常に手間がかかるので、日本の口座は必ず残し、預金も最大限日本の口座の方に残しておきましょう。

フィリピン在住中、Web関係のセミナーに参加した時の様子
友人・知人に移住先を連絡
友人・知人に移住先を連絡しておきます。
日本の職場を退職される方は、立つ鳥後濁さずが大切です。
後で助けてくれることもあるかもしれません。
名刺は整理しデータ化しておく
業務上いただいた名刺や連絡先は、データ化しておくと便利です。
紙の名刺自体は処分します。
たかが紙ですが、移住先に持っていく荷物は減らせるだけ減らしましょう。
金銭的余裕のある方は家を残す
持ち家の方は余裕があれば家は残しておくと、万が一帰国となった場合にすぐに住み始められますね。
筆者のように賃貸だった場合は、当然、家は解約するのですが、家財道具を残すためにレンタル倉庫などを借りたりする必要まではないでしょう。
家財道具など物関係はすぐに揃えられるので、処分するなり売却するなりするのが良いでしょう。
移住後も年賀状は出し続ける
移住後ですが、日本の年賀状の時期に年賀状に変わりカードを出し続けることをおすすめします。
筆者の場合は、クリスマスの時期にMerry Xmasのカードと共に、Season’s Greetingsというカードも売られているので、移住先から日本の友人に出していました。
中身は、カードなのに「あけましておめでとう!」とか書いているのですけれどもね。
まとめ
近々、海外移住を予定している方に向け、移住のための準備は何をすべきか紹介してきました。
繰り返しとなりますが、重要なのは帰国する可能性が高い前提で、いつでも日本に戻れるように準備をすることです。
海外移住=リスクを取ることということを肝に銘じておけば、万全の準備ができますよ。
でも、自ら選んだそのリスクと引き換えに、待っている体験はプライスレスであると断言できます。
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