テクニカルライターの1日

この記事は約3分で読めます。

テクニカルライターという職業をご存知ですか?

ひとことでまとめれば「取扱説明書など技術文書の執筆を行う職業」です。

ミミウサ
ミミウサ

テクニカルライターという仕事に興味あります。
でも、実際にはどんな1日を過ごしているんですかね?

という方に向けて、現役のテクニカルライターである筆者が、テクニカルライター1日の様子を紹介します。

テクニカルライターとは?

まずテクニカルライターとはどのような仕事なのか、少し紹介します。

テクニカルライターの業務内容

テクニカルライターとはどのような職業かを調べるとこんな説明が出てくるかもしれません。

「テクニカルライターの仕事は、電化製品などの機器の取扱説明書を執筆すること」

ウソではありませんが、実際には文章を書いている時間は多くありません

また、取扱説明書はテクニカルライターの対応範囲のほんの一部で、その他、Web用の記事や企画書なども対象範囲に含みます。

テクニカルライターの仕事がある場所

テクニカルライターの働き方を分類すると次の3つが挙げられます。

  1. 製品のメーカーに勤務し自社製品の取扱説明書などを執筆する
  2. 制作会社や編集プロダクションに所属して顧客先(メーカー)の案件を担当する
  3. フリーランスとして顧客先(多くが制作会社、たまにメーカー)の案件を担当する

これからテクニカルライターになりたいという方は、上記の3種類から自分の志向にあった道を探すと早いでしょう。

筆者の場合は、1(メーカー勤務)→2(製作会社勤務)→3(フリーランス)の順に経験してきました。

テクニカルライターとして経験や技術を積むなら、「2(製作会社勤務)→1(メーカー勤務)→3(フリーランス)」というパスが、テクニカルライティングの全貌が見るには近道だと、筆者個人的には考えます。

テクニカルライターの1日

メーカーや制作会社内で勤務するテクニカルライターの、一般的な一日の過ごし方を紹介しましょう。

企業内テクニカルライターの一般的な1日

企業内で勤務するテクニカルライターの一日を図解すると次のとおり。

「ライター」と肩書では言ってますが、このように実際は執筆という仕事の割合はせいぜい15%程度と短いのです。

ライターなのに書く時間は短い

テクニカルライターになった場合、執筆するという時間は、メーカー勤務が一番短く、次に制作会社勤務、一番長いのがフリーランスという傾向があります。

メーカー内でテクニカルライターになって「全然書くという経験ができない!」ということや、フリーランスのテクニカルライターになって「書くばっかりで飽きた!」ということもあるでしょう。

これからテクニカルライターになりたいという方は、”書くという作業が継続しても飽きたりしないか”という点で仕事探しをすると良いですね。

まとめ

テクニカルライターの一般的な一日の過ごし方を紹介しました。

テクニカルライターは、ライターといっても打ち合わせや取材で他の方ともコミュニケーションも多い職業です。

書くことが好きな方にも、人とのコミュニケーションが得意な方にもおすすめしたい仕事です。

タイトルとURLをコピーしました