
海外に移住した友人に日本から会いに行きます。
プレゼントをしたいですがどんなものが喜ばれますか?
こんな疑問に海外移住・在住経験のある筆者が答えます。
物も情報も世界中を飛び回る昨今、海外に移住したからといって手に入らない日本の物などはほぼありません。
ただ、海外では手に入りにくい物や懐かしい物などはあります。
海外移住した友人・これから海外移住する友人へのプレンゼントで喜ばれるものをご紹介しますね。
また、海外移住の方は嬉しくないこともあるプレゼントも紹介します。
日本の小規模ブランドの製品
プラダ、無印用品、ロクシタン、資生堂・・などなど、大きく海外展開している国内外メーカーの製品は海外どこに在住していてもかんたんに手に入れることができます。
”海外展開はしていない”というブランドの品質の良い商品はプレゼントでいただくと嬉しいですね。
帆布バッグや革小物など、現地のものと比較してしまうと、日本の手仕事は素晴らしいと再確認させられます。
鞄などは日本人の体型に合わせて少しだけ小ぶりだったりという配慮は、日本製品ならではです。
実は海外ではあまり売られていないもの
万国共通と思いきや、意外と海外で見つけるのが難しい物があります。
一例が日傘。
また、日傘自体海外ではあまり見かけません(少なくともフィリピンでは)が、見つかったとしても日本の日傘とは質が違います。
日本の日傘は非常に美しい!
刺繍入りの日傘なんて、筆者は現地で見たことがありません。
男性用品だとひげそりやシェーバー。
日本のような細かなラインナップは海外にはありません。
「お風呂剃り対応シェーバー」など現地では見たことがありませんね。
そもそも、お風呂に浸かるという文化があるのは日本や韓国他限られた数の国々ですから。
ハンドメイドの小物やアクセサリー
ハンドメイド製品は正直、プレゼントでいただいても困ることも多いですが、海外在住だと嬉しかったことも多いです。
海外移住した方は「一匹狼も楽しい!」などと言っていても、ふと寂しくなる方もかなり多い!(断言)
ハンドメイドのものはプレゼントでいただくと心温まることが多かったですね。
日本の手帳
海外現地では流石に見つからず、帰省のときに必ず買っていた日本のカレンダーの手帳。
仕事で海外に在住している方はだいたい日本の拠点との取引に関わっている方が多いので、日本の手帳で管理すると便利なことが多いのです!
また、子供の学校にしても、各国日本人学校があります。
教科書なども日本の教育要綱に沿っていますが、学校行事なども日本の風習に沿っているので日本の旧祝日が書いてある手帳は便利です。
私がプレゼントでいただけるとしたら、日本の手帳が嬉しいですねえ。
現地ではどうやっても手に入れるのが難しいので。
「手帳くらいAmazonで買えばいいのでは?」とお思いになる方もいらっしゃるでしょう。
宅急便で荷物が確実に受け取れるというのは当たり前なことでは全くありません。
後述しますが、途中で荷物がなくなったり、受け取り損じたら集積場まで勝手に転送されてしまう国もあるのですよ。
日本の宅急便サービスは超優秀と言わざるを得ません。
高機能な文房具・雑貨
振れば芯が出てくるシャープペン、ピタッとくっつくサランラップ・クレラップなど日本にいると当たり前かもしれませんが、海外ではなかなか見つかりません!
そもそも、シャープペンや文房具を高機能にしようとする発想自体日本ならではで面白いです。
現地で見つけにくいものをプレゼントでいただくとやはり嬉しいですね。
超優秀です←断言!
筆者が現地で使っていたラップはお皿にピッタリとくっつくというより、お皿にかぶせて使うものという表現が正しかったです。
折り紙など日本文化を外国人に説明するときに役立つ物
海外に在住していると意外と多いのが、現地の方に向けて日本の文化を説明するという機会です。
「現地に住むネイティブの日本人」としてイベントやら会合に呼ばれたりするわけです。
そんなとき、日本の文化を説明するのにちょうどよい小物などがあるとイベントが盛り上がったりするのでプレゼントで貰えると助かります。
私の場合、フィリピン人友人からの依頼で、ミスフィリピンに日本文化をレクチャーするという機会があったことがありました。
このときは、折り紙や箸を使いたかったのですが結構探し回りました。
箸は現地の100円ショップにあたる店で見つかりましたが、折り紙は探すのに苦労したという経験があります。
折り紙や和紙製品、着物の生地で作った小物、毛筆筆、漆塗り食器など、これぞ日本という小物はありがたいですね。
海外移住の人たちがもらうと困るプレゼント
海外移住の人々にあげるプレゼントのおすすめを紹介してきましたが、逆に、海外移住の人はもらうとちょっと困る・・というプレゼントもありますので紹介します。
カタログギフト
相手の好みがが分からないときなどに便利なカタログギフト。
海外移住の方にプレゼントするには不便なことが多いのでやめておきましょう。
はがきの返送して商品を受け取るとき、日本では荷物を受け取るというのは何の問題もありませんが、移住先によっては荷物を受け取るという行為がとんでもなく難しかったりします。
例えば筆者の移住先のフィリピンでは、再配達の時間指定などはできないので、再配達時に不在にしていた場合は、空港側の集荷場に転送されてしまいます。
集荷場まで自分で取りに行かなくてはならないという・・
よって、カタログギフトは各国の宅急便事情に左右されるためおすすめしません。
ガジェット
日本国内販売用ガジェットは、海外移住の友人へのプレゼントにはあまりおすすめできません。
全世界電圧対応の製品・ケーブルなどだとしても、各国の電圧が”定格通り流れているとは限らない”ため、機器が壊れてしまうことがあります。
まとめ
海外移住した友人へのプレンゼントで喜ばれるものをご紹介してきました。
いや、実は・・海外移住の友人たちが一番喜んでくれること、それはあなたに会えることなのですよ。
海外に移住して一度たりとも寂しさを感じたことがないという人はいないです。
旅行がお好きな方なら、旅行として友人を訪問してくれたら天にも登る嬉しさでしょう。
また、冠婚葬祭ではなくても日本での集まりに「もし一時帰国するなら」ということで誘ってあげてくださいね。
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