育児書や子育てに関する本、育児中のママ・パパさんは読まれると思います。

今、育休中。
この時間を利用して、英語のスキルを身につけたい!
育児に忙しく思ったように時間がとれません。
育児しながら英語の勉強ができるおすすめの方法ありませんか?
英会話と英語学習が趣味である私も、同じ悩みを持つ者です。
英語の学習に充てられる時間は、夜中赤ちゃんが寝付いた後と、細切れのお昼寝時くらいのものですよね。
手元においておく育児書・子育て本を買うときに、私、思いつきました。
どうせ読むなら英語の多読にも役立つように、英語版の育児書を読もうと。
英語版の育児書のうち、育児書としての内容も濃かったおすすめの洋書を一冊紹介させていただきます。
英語多読と同時に海外の子育て文化も垣間見よう
育児の勉強と英語多読を同時進行するときに読みたい洋書、DK (著)「Watch My Baby Grow 」の内容を写真を交えつつ紹介します。
育児書や子育て本を英語版にして、多読にも役立てようと考えたのもありますが、他に理由がもう一つあります。
「海外の育児の文化を習いたい」という理由もありました。
日本の常識が世界の常識とは限らないですものね。
育児に関しても、”知っておくとやわらか頭になりそうな知恵”が書いてあるのではないかと思って読み始めました。
この本「Watch My Baby Grow」は普通にアマゾンなどでも買えますが、私は昨年、フィリピンを訪問したときにNational Book Storeで買いました。
私はフィリピン在住歴があるので訪問を”里帰り”と呼んでますが・・

ちなみに、フィリピンの本屋さんの育児書コーナーは、英語版の本とフィリピン語版の本と混在して売られています。
フィリピン語と英語と両方公用語なので、国民全員バイリンガルな国だからなんですよ。
育児本の洋書おすすめ「Watch My Baby Grow」
値段の割にハードカバーで全ページフルカラー、紙も全ページコート紙で装丁までかなり凝った本です。
仕様 | ハードカバー |
ページ数 | 224ページ |
出版社 | DK |
言語 | 英語 |
「育児本としても中身の濃い本」としてご紹介しておきながら、若干濃すぎるくらいで多読にはある意味申し分はないでしょう。
写真やイラストがふんだんなので、中身が濃くてもかなり分かりやすいです。
イギリスの赤ちゃんの1年を追いながら育児解説
“Recording Melisa’s First Year”のサブタイトルどおり、Melisaちゃんの出生直後、正確には出生直前からをドキュメンタリー風に追いながら、赤ちゃんの成長を解説する本です。
印刷用語で表2にあたる、表紙をめくったところのページです。
Art Director、Consultant Editorまで参加し、成長の写真をすべてプロがスタジオで撮影したという写真が綺麗です。
本編前半 1週間毎の赤ちゃんの変化をたどる
本編に入ると、Melisaちゃんの1週間ごとの様子をまじえつつ、赤ちゃんの体の変化、視力はどうか、どのような遊びがはじまるかなど医学的解説が入ります。
Week16(16週)時点で7.3kg!
でかい!
やはり欧米の赤ちゃんは大きいですね。笑
赤ちゃんの体に関する医学的な解説を英語で
後半は赤ちゃんに関する医学的な解説のパートとなっています。
“Building up defences” 免疫についての解説のページ。
細菌への対応について解説されていますが、かなり細かい内容まで説明されています。
赤ちゃんの目の見え方についてです。
解説されている内容は月齢を追うごとに赤ちゃんにはどう見えるか、月齢に応じて何色が見えるかなど、こちらも解説が細かいです。
視力の単位が「20/120」など欧米単位ですが、小数点の世界の日本の単位と比べ、視力20とか聞くとものすごく視力良さそうに聞こえてしまいますね。
日本の子育て本では見たことがなかった内容
私が日本で見たことがなかっただけかもしれませんが、日本の育児書にくらべて内容が育児書というより”解説書”に近いです。
イラストも多いが解説が多くて細かい!
確かに英語版育児サイトなど見ると”Parental Skill”などと呼ばれていて、育児は”Skill”として学ぶものとされているのだなあと感慨深く思っていました。
日本だと育児は、受け継がれるものだったり、慣れるものとされていたりで、スキルとして習得するという感覚は薄いかも・・
きょうだいとの関わりについて
“family position does have an effect on a baby’s developing personality”(家族の中で何番目の子どもかが人格形成に影響)
として、きょうだいが赤ちゃんの成長にどう作用するかが詳細に解説されています。
日本の一般的な育児書では、ここまで詳しくはきょうだいについては触れていない気がしますね。
食べ物について
写真左下はインドのお食い初めにあたる内容が解説されていますが、海外の子育て文化についても触れているのが面白いなと思いました。
日本の子育て本には海外の育児方法について触れている本を見たことがなかったので。
6ヶ月になったら”annaprashana”という“first rice”のセレモニーを行うとあります。
日本のお食い初めと通じる部分ありますね。
まとめ
育児しながら英語が勉強できるおすすめ洋書版の子育て本「Watch My Baby Grow (英語版) DK (著)」をご紹介いたしました!
子供と大人が一緒に楽しむ英会話についてご興味のある方は、次の記事も合わせてご参照くださいね。