AIライティングツールは英文なら実用範囲「Articoolo」を購入した

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ミミウサ
ミミウサ

AIライティングツールって使えるレベルですか?

きちんと購入して使用した人のレビューが読みたいな。

という人に役立つ内容になっている記事です。

筆者はライティングを生業のひとつとしていまして、AIライティング・リライトツールの使用感と文章の質を検証中です。

Articoolo Inc.社のAIライティングツール「Articoolo」を、きちんと購入して試用しましたのでレビューします。

先日、AIライティングツールによる日本語の文章の質にフォーカスして、Articooloをレビューした以下の記事を公開しました。

AIによる(少なくともArticooloによる)日本語文章作成の質は、正直詐欺レベルでした。

ところが、AIライティングツールによる英文作成は、”まあまあ”・”日本語に比べればかなりマシ”と感じました。

本記事では、AIライティングツールで作成した英文の質にフォーカスして、Articooloをレビューします。

AIライティングツール「Articoolo」とは

ライティング・リライトツール「Articoolo 」は、元々は英語のAIライティング・リライトツールとして発売されました。

その後、ライティング機能のみ、日本語にも対応しはじめました。

AIライティングツール1

「Articoolo」での英語文章作成

Articooloでは、まず、書きたい記事のキーワードとなる単語を入力します。

今回は「Japanese Technology」の2語のキーワードでチャレンジします。

AIライティングツール2

Createボタンを押します。

AIライティングツール3

数分待ってねとのメッセージ。

さて、AIライティングツールの英文作成能力は?

AIライティングツールが書いた文章がこちら

「Japanese Technology」というキーワードにて、AIライティングツール「Articoolo」が書いた文章がこちら。

改行の挿入と文字装飾は追加しましたが、他は一切修正していない文章をそのまま掲載します。

Japanese Technology

Meaning literally empty orchestra, the initial Karaoke machine was devised by Daisuke Inoue from the early 70s, but regrettably wasn’t patented. Rather, an almost identical innovation and one that is earning huge revenue around the world was enrolled and improved by a Roberto del Rosario from the Philippines in 1983.

Karaoke is a big business and large part of Culture of Japan. The biggest vendor of machines from Japan is Daiichi Kosho, with roughly 50% of a JPY100bn marketplace. 10. Released in 1969, their Seiko Astron was their worlds initial quartz wristwatch. Quartz technology was a substantial upgrade over its own mechanical watch predecessors, since it eliminated the need for readily damaged moving components, while maintaining time a lot more precisely.

It is powered by and digital circuit which produces a repetitive electronic signal that’s regulated by a little quartz crystal to maintain time. To this day, Quartz remains the norm for wristwatches and clocks. In January of 1971, mobile calculators became largely available with the launch of their Busicom LE-120A by their Nippon Calculating Machine Corporation, that then later changed its name to Busicom.even although it was originally released at a cost of $395, the technologies enhanced during the years and mass manufacturing took over.

Consequently, the price of pocket calculators plummeted. Sharps EL-8086 released in 1978 proved to be the initial solar powered calculator, and this further expanded the recognition of the device around the world. The initial consumer available flat panel display of any sort proved to be found on their Sony Watchman FD-210, a pocket TV launched in 1982. The FD-210s display proved to be a measly five centimetre, but the technology involved with its manufacturing was impressive for the time and paved the way for the home TV and computer flatscreens we see today. The first LCD and plasma TVs were also Created by Japanese firms Sharp and Pioneer.

The initial digital camera with single lens reflex elements proved to be the Sony Mavica, released in 1981. Sonys initial full fledged digital camera proved to be the Mavica MVC-FD5 released in 1997. Nevertheless, It wasnt until 1999 and the launch of the Nikon D1, which Japanese developed digital SLRs began to widely replace 35 millimeter film as the prevalent selection among professional photographers, thanks to their superior combination of speed, ease of use, also image quality. The video cassette also VCR, both made by Sony, were initial released in 1971.

冒頭が意味不明になっているためリライト必要ですが、その後は、まあこんなもんだろうというレベルでしょうか。

「Japanese Technology」で出てくるのが、最初がカラオケ、SONYのWatchman、ニコン、パイオニアなど・・

もうちょっと最近の話を書いて欲しいとは思うものの、結構悪くない文章だと思います。

Articooloではキーワードは5語まで入力可能としているので、本当は、さらにキーワードを足して意図と合致した文章を作成したいところです。

後ほど紹介しますが、実際はキーワード5つなんて入力できません。

エラーになってしまいます。

AIライティングのコピペ率11%

さて、今回AIライティングツールが書いた英文は、本当に新規の文章なのでしょうか?

他の記事のコピペになっていないか、コピペ率判定ツールで見てみましょう。

AIライティングツール4

テキスト一致率判定は11%でした。

筆者はライティングの仕事を請け負っていますが、業界的にはだいたい一致率40%を超えたらNGと判断されます。

11%はかなり驚異的

内容はさておき、AIライティングツールは、新規性の高い文章を書いてくれるのは間違いないようだと判断できます。

AIライティングツールが書けるトピックは超限定されている

「Articoolo」のAIが書いた上記の文章。

キーワード「Japanese Technology」は、本当は「Japanese Technology trend 2020」とか「Japanese Technology TOP 10」とか4-5語のキーワードを選びたかったのですが、「Articoolo」で選べるキーワードは超限定されることがわかりました。

次は、「Articoolo」から以下のいずれかの理由で、文章が作成できなかったキーワードの一覧です。

  • Choose another keywords(そのキーワードは無理、他の選べ)
  • Error(キーワードは受け付けてもらえたが文章の生成でErrorと言われるケース)

AIでライティングできなかったキーワード一覧

  • Adobe CC Japanese
  • Adobe Japanese
  • adobe japanese
  • indesign japanese
  • How to Use InDesign Japanese
  • How Use InDesign Japanese
  • Photoshop Japanese
  • InDesign J
  • Indesign Japanese
  • Indesign JA
  • acrobat japanese
  • acrobat japan
  • company culture Panasonic
  • Panasonic products
  • Panasonic product
  • Panasonic Product ←サジェストされた
  • NEC product example
  • NEC product
  • SoftBank product
  • SoftBank
  • about Hitachi
  • About Hitachi←サジェストされた
  • Japanese font
  • Japanese Font
  • Font Japan
  • how to use Japanese font
  • How To Use Japanese Font ←サジェストされた
  • first Karaoke system
  • first Karaoke machine
  • Sony founder Akio Morita
  • SONY founder Akio Morita
  • SONY founders
  • Sony Founders ←サジェストされた
  • Sony Akio Morita
  • Akio Morita ←サジェストされた
  • Xperia Smart Products
  • what SONY Xperia
  • SONY Xperia
  • what Sony Xperia
  • Sony Walkman invention
  • what is Sony PlayStation
  • what Sony PlayStation
  • What Sony PlayStation
  • Sony PlayStation History ←サジェストされた
  • About Sony PlayStation
  • Sony PlayStation

「サジェストされた」と書いてある語は、自分が入力した語で文章が作成できないときに、Articooloが「Choose and alternative topic(代替案)」を提示してくれますが、代替案の語なのになぜか文章作成はエラーだったキーワードです。

Articooloは大文字と小文字は別文字扱いしているようです。

また「SoftBank」というキーワードでは「Please enter topic, 2-5 words in length」と言われました。

2単語くっついてるよということなのですが、SoftBankという社名なんですもの、しょうがないですよね。

このように、Articooloは超超有名なキーワードや固有名詞でなら記事が作れますが、それ以外は軒並みエラーが返ってきてしまうソフトでした。

どんなトピックでも書いてくれるわけではない点に要注意です。

AIライティングツール「Articoolo」の値段

「Articoolo」の値段を一応紹介しておきます。支払いはクレジットカードかPayPalで大丈夫です。

Pay per use(記事数ごとの課金)

  • 10 記事 : 19ドル
  • 50 記事 : 75ドル
  • 100 記事 : 99ドル

Subscribe and use(記事数上限ありの月額)

  • 1ヶ月30記事まで:29ドル
  • 1ヶ月100記事まで:49ドル
  • 1ヶ月250記事まで:99ドル

月額プランは自動更新

今回筆者が購入したのは、1ヶ月30記事まで:29ドルのSubscribe(月額プラン)です。

月額プランだと自動更新の場合が多く、悪質なサービスだと自動更新のOFFボタンが分かりにくいところにあったりします。

「Articoolo」の場合は、自動更新のON/OFFボタンが、比較的わかりやすい位置にある点は良いと思いました。

まとめ「AIライティングツールは英文ならまあまあいける」

AIライティングツール「Articoolo」の試用レビューでした。

なお、AIライティングツールを導入する場合でも、Just Right!などの校正支援ツールでの校正は必須です。

今回AIライティングツールで作成した記事をJust Right!で校正してみると・・

「wasnt(正:wasn’t)」・・・惜しい!

また、間違いではありませんが「five centimetre米英語だと:five centimeter」となっているので、ArticooloのAIがライティングする英語はイギリス英語なのだなとわかります。

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