特別養子縁組でお迎えした男の子を養育中の筆者です。
今回は、特別養子縁組を希望する養親の年齢制限は何歳なんだろうというお話です。
筆者は民間斡旋団体さんを通じて縁組しましたが、そこに至るまで里親登録・他の民間団体さんの面接も受験しました。
養親の年齢制限について体験談を共有したいと思います。
特別養子縁組の養親には年齢制限がある
特別養子縁組の養親の適格条件は、斡旋団体により異なります。
詳細は各団体の公式情報を参照していただくとして、概ねこんな感じです。
- 概ね46歳まで
- 概ね43歳まで
- 特に年齢制限なし
年齢制限がない斡旋団体での体験談
筆者の場合、まず「概ね46歳まで」の団体さんの面談に参加し、その場にいたご夫婦のうちこんな方がいました。
夫:46歳、妻:45歳です。
このご夫婦は、後日行われた2次面接にはいらっしゃりませんでした。
でも、筆者は思います。
年齢じゃなくて、多分別の条件だろうなと。
だって、46歳以下で1人目をお迎えしたご夫婦が、その後2人目をお迎えするという事例も多々あるのですよ。
2人目のときは、すでに年齢制限を超えててOKな訳です。
年齢だけでバッサリと選考から落とすということは、あまりないような気がします。
体感として。
年齢制限がない斡旋団体での体験談
筆者は、養親の年齢制限を特に設けていない斡旋団体さんの面談も参加させていただきました。
正直・・ぱっと見
会場内の養親希望者の年齢層たかーーーーーーーい。
(自分のこと棚上げ)
と思いましたよ。
ひときわ目を引いたのが、ご夫婦ともに60代後半であろうと思われるご夫婦。
その後どうされたのかは存じません。
養親の年齢制限の下限は?
では、養親の年齢制限の下限はというと、これも筆者が参加した面談で見聞きしたところではこのようなところ。
お、あのご夫婦30代前半に見えるぞ。
お、あっちにも30代そこそこと思われるご夫婦が!
という具合に、会場内にチラホラとお見受けする、見た目年齢30代前半のご夫婦に注目していました。
すなわち、筆者感覚で言うと、「養親希望者は30代前半で若い、そして会場内では少数派」ということになります。
でも、子供の観点から言うと、お若い養親、悪いはずがないのです!
筆者も、子供をお迎えした今でも、もうちょっと若かったらなあと思うことも度々ありますよ。
年齢制限以上に大切なこと
養親希望者の選考では年齢だの、収入だの、経歴だの、いろいろと調査用紙に記入します。
その中で一番いただけないのは、「借金があること」と思いました。
子供お迎え後の裁判所の調査などでも、借金の有無は再度確認ありますしね。
この場合、もちろんローンなどのことではありません。
筆者家も車のローンありますし。
収入については、今後稼ぎ続けられる仕事があるかどうか(夫婦の一方)という観点での質問が多く、今の収入は大して話題に上らない感じです。
お迎え後の裁判所の調査でも、貯蓄額は全然聞かれない割に、転勤の有無とか仕事の内容の質問があり、そのように思いましたよ。
よって、年齢制限上限が心配な方は「年齢的には高めだが、十分に養育できるその他の環境がある」とか、何か回答を準備しておけば大丈夫です。
制限の下限が心配な方は、不妊治療をする(続ける)意思があるかと問われるはずなので、「実子であることのこだわりよりも子供を養育することをしたい」とかの回答になるでしょうか。
いずれにしても借金がある場合は、返してから特別養子縁組を検討することをおすすめします。
まとめ
特別養子縁組の年齢制限(上限・下限)について、体験談を共有しました。
あと、各面談・面接では、健康面も必ず確認がありました。
日頃から体調を万全に!
細長い木の実より、まんまるな実が気になる・・
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